公文中学英語は、英語の土台作りにかなり効果的です。
なぜなら、公文式英語は「読む・聞く・書く」をくり返しながら、英文に慣れていく仕組みだからです。特に中学英語では、英語の基礎になる文法・語順・単語・音の感覚を身につけることが大切です。
英語が苦手な子ほど、いきなり難しい問題集や長文読解に取り組むより、まずは基礎を何度も反復した方が伸びやすいです。
本記事では、以下の内容をわかりやすく解説します。
・公文中学英語が土台作りに効果的な理由
・公文英語で身につく力
・向いている子、向いていない子
・効果を出すための使い方
・公文だけで足りない部分
公文式英語は、対訳形式の教材学習を柱にしながら英文読解力を育てる設計で、中学レベルでは基本文法の把握も扱われます。
公文中学英語が土台作りに効果的な理由
結論から言うと、公文中学英語が効果的な理由は「英語の基礎を毎日少しずつ積み上げられるから」です。
英語は一度説明を聞いただけでは身につきにくい教科。
特に中学英語では、次のような力が必要になります。
・be動詞と一般動詞の違い
・語順の感覚
・三単現や過去形の理解
・基本単語の読み書き
・英文を読む習慣
これらは、短期間で一気に覚えるより、毎日くり返した方が定着しやすいです。
例えば、野球の素振りと同じです。1日だけ500回振るより、毎日30回ずつ続けた方が体に動きが残ります。
英語も同じです。公文中学英語は、毎日の学習で英語の型を体に覚えさせる学習に向いています。
公文中学英語で身につく3つの力
公文中学英語で身につきやすい力は、主に3つあります。
・英文を読む力
・英語を聞く力
・基礎文法を使う力
特に大きいのは、英文を読む力です。

公文英語は読み物を中心にしながら、語彙や文法を学んでいく教材だからです。
公文公式でも、KUMONの英語教材は語彙力や文法力を身につけながら、読み物を中心に多くの英文を対訳形式で読み進めると説明されています。
例えば、学校の英語で「この文は現在進行形です」と習っても、それだけでは使えるようになりません。
しかし、何度も英文を読んでいると、
・I am studying English.
・She is reading a book.
・They are playing soccer.
というように、形が自然に見えてきます。
つまり、公文中学英語は「文法を知識で覚える」だけでなく、「英文の中で慣れる」練習ができるのです。
英語が苦手な子ほど公文中学英語は使いやすい
英語が苦手な子ほど、公文中学英語は使いやすいです。
公文は自分に合ったところから始められるからです。学年に関係なく、無理なくできる場所からスタートし、少しずつ負荷を上げていく考え方が公文教材の特徴です。
英語が苦手な子にありがちな失敗は、いきなり今の学年の内容からやり直そうとすることです。
例えば、中学2年生で英語が苦手な子が、いきなり中2の不定詞や比較を勉強しても、つまずくことがあります。
理由は簡単です。
・be動詞があいまい
・一般動詞があいまい
・疑問文と否定文があいまい
・単語が読めない
・英文の語順に慣れていない
この状態で先に進むと、英語がさらに嫌いになりやすいです。
その点、公文なら前の段階に戻って基礎から積み直せます。これは英語が苦手な子にとって大きなメリットです。
公文中学英語は定期テスト対策にも役立つ
公文中学英語は、定期テスト対策にも役立ちます。
中学英語のテストでは、基本文法と基本単語の理解が点数に直結しますからね(-_-;)
特に中学英語のテストでは、次のような問題がよく出ます。
・空欄補充
・並べ替え問題
・英作文
・長文読解
・リスニング
・日本語に合う英文を書く問題
これらは、すべて英語の土台が必要です。
例えば、並べ替え問題では、単語の意味だけでなく、英語の語順がわかっていないと解けません。
「私は昨日テニスをしました」を英語にする場合、
・I played tennis yesterday.
という語順になります。
このような基本の型を何度も練習しておくと、学校のテストでも対応しやすくなります。
ただし、公文だけで学校の定期テスト対策が完璧になるわけではありません。学校の教科書本文、授業プリント、提出ワークの対策も必要です。
公文中学英語が向いている子
公文中学英語が向いているのは、次のような子です。
・英語の基礎からやり直したい子
・毎日少しずつ勉強する方が合う子
・英単語や英文を読むことに慣れていない子
・学校の授業についていく土台を作りたい子
・英語に苦手意識がある子
特におすすめなのは、「英語がわからないけれど、何がわからないのかもわからない」という子です。
なぜなら、このタイプの子は、現在の単元だけを勉強しても改善しにくいからです。
例えば、中学2年生で英語が苦手な場合、本当の原因は中学1年生の内容にあることが多いです。
・This is ~.
・I like ~.
・Do you ~?
・He plays ~.
・I was ~.
このあたりが不安定なまま進むと、中2・中3の内容で一気に苦しくなります。
公文中学英語は、必要なら前の段階に戻れるので、基礎の穴を埋めたい子に向いています。
公文中学英語が向いていない子
一方で、公文中学英語が向いていない子もいます。
結論から言うと、「すぐにテストの点数だけを上げたい子」には、公文だけでは物足りない場合があります。
なぜなら、公文は英語の土台作りには強いですが、学校別のテスト範囲に完全対応する教材ではないからです。
例えば、定期テスト直前に必要なのは、次のような勉強です。
・学校の教科書本文の暗記
・授業プリントの復習
・学校ワークの解き直し
・先生が出す問題傾向の確認
・テスト範囲の単語練習
これらは、公文とは別にやる必要があります。
また、英会話をすぐに話せるようになりたい子にも、公文だけでは足りません。公文英語は読む力や基礎作りに強い一方で、自由に会話する練習は別で必要です。
つまり、公文中学英語は万能ではありません。
・基礎固めには強い
・テスト直前対策は別に必要
・英会話練習も別に必要
このように考えると失敗しにくいです。
公文中学英語で効果を出す使い方
公文中学英語で効果を出すには、やり方が大切です。
おすすめの流れは、次の通りです。
手順①:毎日同じ時間に取り組む
手順②:音声を聞いてから読む
手順③:わからない単語に印をつける
手順④:間違えた問題だけ解き直す
手順⑤:学校の教科書も並行して読む
特に大切なのは、毎日同じ時間に取り組むことです。
英語は勉強量よりも「継続しやすい仕組み」が重要。
例えば、毎日夕食前に15分だけ公文英語をやると決めます。すると、勉強するかどうかで迷う時間が減ります。
これは時短にもなります。
「今日はやろうかな、どうしようかな」と考える時間が減るからです。
少ない労力で成果を出したいなら、勉強時間を長くするより、先に習慣化した方が効率的です。
公文中学英語と学校英語は組み合わせると強い
公文中学英語は、学校英語と組み合わせるとさらに効果的です。
公文は土台作り、学校英語はテスト対策という役割に分けられるからです。
おすすめの使い分けは、次の通りです。
・公文英語:英文に慣れる、文法の土台を作る
・学校ワーク:定期テスト対策をする
・教科書音読:本文を覚える
・単語練習:小テスト対策をする
・英作文練習:書く力を伸ばす
例えば、平日は公文英語を15分、学校ワークを15分やるだけでも、かなりバランスが良くなります。
公文だけに頼るのではなく、公文を「英語の基礎体力作り」として使うのがポイントです。
スポーツで言えば、公文はランニングや筋トレのようなものです。試合に勝つには戦術練習も必要ですが、基礎体力がなければ試合で動けません。
英語も同じです。公文で土台を作り、学校教材で点数につなげると効率が良いです。
公文中学英語だけで英語は得意になるのか
公文中学英語だけでも基礎力はかなり伸ばせます。
ただし、英語を本当に得意にしたいなら、公文以外の学習も必要です。
・読む力
・聞く力
・書く力
・話す力
・単語力
・文法力
・発音の力
公文中学英語は、この中でも「読む力」「聞く力」「文法の土台」に強いです。KUMONの英語では、専用リスニング機器のE-Pencilを使い、教材の英語を聞いてからまねして言う学習も行われます。
しかし、自由英作文や英会話まで伸ばすには、追加の練習が必要です。
例えば、英語を話せるようになりたいなら、
・短い英文を声に出す
・自分のことを英語で言う
・オンライン英会話を使う
・英作文を添削してもらう
といった練習が必要です。
つまり、公文中学英語はゴールではなく、英語学習の土台です。土台がしっかりすれば、その後の英会話や長文読解にもつなげやすくなります。
公文中学英語を始める前に確認したいこと
公文中学英語を始める前に、確認したいことがあります。
それは、「何のために公文を使うのか」です。
目的があいまいだと、途中で効果を感じにくくなります。
例えば、目的は次のように分けられます。
・英語の苦手意識をなくしたい
・中学英語の基礎を固めたい
・学校の授業についていきたい
・高校英語に進む準備をしたい
・英語を読む習慣を作りたい
この中で、公文中学英語と相性が良いのは「基礎固め」と「読む習慣作り」です。
反対に、「次の定期テストで20点上げたい」という目的なら、公文だけでなく、学校ワークや教科書暗記を優先した方が早いです。
目的によって、使い方は変わります。
公文を始める前に、まずは次のように考えると失敗しにくいです。
手順①:今の英語のつまずきを確認する
手順②:基礎固めかテスト対策かを分ける
手順③:公文で補う部分を決める
手順④:学校教材と組み合わせる
この流れで使えば、公文の効果を感じやすくなります。
まとめ:公文中学英語は英語の土台作りに効果的です
公文中学英語は、英語の土台作りに効果的です。
毎日の反復学習を通して、英文を読む力、聞く力、基礎文法の理解を積み上げられます。
特に、次のような子にはおすすめです。
・英語が苦手
・中学英語を基礎からやり直したい
・学校の授業についていきたい
・英文を読むことに慣れたい
・毎日少しずつ勉強する方が合っている
ただし、公文だけで定期テスト対策や英会話まで完璧になるわけではありません。
効率よく成果を出すなら、次のように使い分けましょう。
・公文英語で基礎を作る
・学校ワークでテスト対策をする
・教科書音読で本文に慣れる
・単語練習で小テストに備える
・必要なら英会話や英作文も追加する
公文中学英語は、英語学習のゴールではありません。
しかし、英語を伸ばすための土台としてはかなり優秀です。
英語が苦手な子ほど、いきなり難しい教材に進むより、まずは公文のような反復型の教材で「英語の基礎体力」を作ることが大切です。
土台ができれば、学校の英語も、長文読解も、英会話も伸ばしやすくなります。

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