英検の要約問題のコツは?点を取りやすくなる三つの書き方

家庭学習

英検の要約問題で点を取りたいなら、コツは大きく三つです。

  • 本文の「主張」を先に見つける
  • 具体例をそのまま書かず、短くまとめる
  • 自分の意見を入れず、本文の内容だけで書く

結論から言うと、英検の要約問題は「英語が上手い人」だけが取れる問題ではありません。

なぜなら、要約問題で見られているのは、難しい表現を使えるかどうかよりも、本文の大事な部分を正しくつかみ、短く整理できるかどうかだからです。

つまり、正しい型を覚えれば、初心者でも点を取りやすくなります。

この記事では、英検の要約問題で失敗しにくくなる三つの書き方を、初心者向けにわかりやすく解説します。

英検の要約問題は「全部訳す問題」ではありません

英検の要約問題は、本文をすべて訳す問題ではありません。

大切なのは、本文の中から「一番伝えたいこと」を見つけて、短く書き直すことです。

なぜなら、要約とは「短い翻訳」ではなく、「大事な内容だけを残す作業」だからです。

たとえば、本文に次のような内容があったとします。

  • 最近、オンライン授業を受ける生徒が増えている
  • 通学時間を減らせる
  • 自分のペースで勉強できる
  • しかし、友達と話す機会が減る

この場合、すべてを細かく書く必要はありません。

要約では、次のようにまとめます。

「オンライン授業は、時間を節約でき、自分のペースで学べる一方で、友人との交流が減るという問題もある」

このように、細かい説明を削り、中心になる内容だけを書くのが要約です。

初心者がやりがちな失敗は三つあります

英検の要約問題で初心者が失敗しやすいポイントは、主に三つです。

  • 本文をそのまま写してしまう
  • 具体例を書きすぎてしまう
  • 自分の意見を入れてしまう

まず、本文をそのまま写すのは危険です。

要約問題では「理解して自分の言葉でまとめる力」が見られるからです。

また、具体例を書きすぎるのもよくありません。

たとえば、本文に「students can watch videos, use apps, and join online lessons」と書かれていても、全部書く必要はありません。

「students can use various online learning tools」とまとめれば十分です。

さらに、自分の意見を入れるのも避けましょう。

要約は感想文ではありません。

「I think this is good.」のような文は、本文にない内容なので不要です。

コツ①:最初に本文の主張を見つける

英検の要約問題で一番大切なのは、最初に本文の主張を見つけることです。

主張がわからないまま書き始めると、何を残して何を削るべきか判断できないからです。

主張を見つけるときは、次の部分に注目します。

  • 第1段落の最後
  • 第2段落以降の最初の文
  • however、but、therefore の後ろ
  • 同じ内容が何度も出てくる部分

特に、however の後ろは重要です。

筆者が本当に言いたいことが、逆接の後に出ることが多いからです。

たとえば、本文に次のような流れがあったとします。

「スマートフォンは便利です。しかし、使いすぎると集中力が下がる可能性があります」

この場合、大事なのは「スマートフォンは便利」だけではありません。

「便利だが、使いすぎには問題がある」という部分まで入れる必要があります。

つまり、本文の主張は一文ではなく、対比も含めて見ることが大切です。

コツ②:具体例はまとめて短くする

要約問題では、具体例をそのまま書くのではなく、まとめて短くすることが大切です。

具体例を全部書くと、字数が足りなくなるからです。

たとえば、本文に次のような具体例があったとします。

  • taking buses
  • driving cars
  • using trains
  • riding bicycles

これを全部書く必要はありません。

まとめるなら、次のようにします。

「using various forms of transportation」

このように、細かい例を大きな言葉に置き換えると、短くわかりやすい要約になります。

ほかにも、次のようにまとめられます。

  • dogs, cats, birds → pets
  • books, websites, videos → learning materials
  • schools, hospitals, libraries → public facilities
  • email, chat, video calls → online communication

要約では、具体例を見つけたら「これは一言で何と言えるか?」と考えましょう。

この考え方ができるだけで、文章がかなり短くなります。

コツ③:自分の意見を入れずに本文だけを書く

英検の要約問題では、自分の意見を入れないことが重要です。

要約は「あなたの考え」を書く問題ではなく、「本文の内容」を短くまとめる問題だからです。

たとえば、本文がオンライン授業のメリットとデメリットを説明しているとします。

そのときに、次のように書くのは避けましょう。

「I think online classes are very useful.」

これは自分の意見です。

本文に書かれていない考えを加えると、要約から外れてしまいます。

正しく書くなら、次のようにします。

「Online classes are useful because students can study at home, but they may have fewer chances to communicate with classmates.」

この文なら、本文の内容をもとにまとめています。

要約では、次の表現を使うと安全です。

  • The passage says that ~
  • The passage explains that ~
  • According to the passage, ~
  • It also says that ~

ただし、毎回これらを使う必要はありません。

大切なのは、本文に書かれている内容だけを書くことです。

要約を書く手順は三つだけです

英検の要約問題は、次の三つの手順で書くと失敗しにくくなります。

手順①:本文を読み、テーマをつかむ
まず、本文が何について書かれているかを確認します。

たとえば、テーマが「オンライン授業」なのか、「環境問題」なのか、「健康」なのかをつかみます。

手順②:各段落の要点を一つずつメモする
次に、各段落で大事な内容を一つだけ選びます。

長く書く必要はありません。

日本語でメモしても大丈夫です。

たとえば、次のように書きます。

  • 1段落目:オンライン授業が増えている
  • 2段落目:便利な点がある
  • 3段落目:問題点もある

手順③:メモを英語でつなげる
最後に、メモを英語でつなげます。

このとき、細かい例は削り、必要な内容だけを残します。

この流れで書けば、本文を見ながら迷う時間を減らせます。

初心者は「型」を使って書くと楽です

英検の要約問題に慣れていない人は、最初から自由に書こうとしない方がいいです。

結論として、初心者は型を使うべきです。

型があると、何を書けばいいか迷いにくくなるからです。

使いやすい型は、次の形です。

「本文は、Aについて説明している。まずBという利点がある。一方でCという問題もある。そのためDが重要である」

英語にすると、次のような形になります。

「The passage explains A. It says that B. However, it also points out that C. Therefore, D is important.」

もちろん、本文の内容に合わせて変える必要はあります。

しかし、最初はこの型を使うだけでもかなり書きやすくなります。

要約問題では、きれいな英文を書こうとしすぎる必要はありません。

まずは、本文の内容を正しく、わかりやすく、短く伝えることを優先しましょう。

要約で使いやすい英語表現

英検の要約問題では、使いやすい表現をいくつか覚えておくと便利です。

本番で一から英語を考える時間を減らせるからです。

特に使いやすい表現は、次の通りです。

  • The passage explains that ~
  • The passage says that ~
  • According to the passage, ~
  • One reason is that ~
  • Another reason is that ~
  • However, ~
  • As a result, ~
  • Therefore, ~

たとえば、次のように使えます。

「The passage explains that many people are using online services. However, it also says that some people have trouble using them.」

このように、基本表現を組み合わせるだけでも、要約らしい文章になります。

難しい単語を無理に使う必要はありません。

むしろ、初心者は中学英語レベルの文で正確に書く方が安全です。

練習するときは時間をかけすぎない

要約問題の練習では、時間をかけすぎないことも大切です。

本番では他の問題にも時間を残す必要があるからです。

最初はゆっくりで構いません。

しかし、慣れてきたら時間を決めて練習しましょう。

おすすめの練習方法は、次の通りです。

手順①:本文を読む
まずは本文を読み、テーマを確認します。

手順②:各段落を一文でメモする
細かい内容ではなく、大事な内容だけをメモします。

手順③:指定語数に近づけて英語で書く
長すぎる場合は、具体例を削ります。

手順④:本文にない意見が入っていないか確認する
最後に、自分の感想を書いていないかチェックします。

この練習をくり返すと、要約のスピードが上がります。

まとめ:英検の要約問題は「型」と「削る力」で点を取りやすくなる

英検の要約問題で点を取りたいなら、意識すべきコツは三つです。

  • 本文の主張を先に見つける
  • 具体例を短くまとめる
  • 自分の意見を入れない

この三つを守るだけで、要約はかなり書きやすくなります。

要約問題で大切なのは、難しい英語を書くことではなく、本文の大事な内容を正しく短く伝えることだからです。

特に初心者は、最初から完璧な英文を目指す必要はありません。

まずは、次の流れで練習しましょう。

手順①:テーマを確認する
手順②:各段落の要点を一つずつ拾う
手順③:具体例をまとめて短くする
手順④:本文の内容だけで英語にする

英検の要約問題は、コツを知らないと難しく感じます。

しかし、型を覚えて練習すれば、初心者でも点を取りやすい問題です。

まずは「全部訳さない」「具体例を書きすぎない」「自分の意見を入れない」。

この三つを意識して、短く正確な要約を書く練習から始めてみましょう。

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