公文英語だけでも英検合格は狙えるが、級によって追加対策が必要
公文英語で英検合格を目指すことは可能です。
特に英検5級・4級・3級あたりまでは、公文英語で身につけた語彙力・文法力・読解力がかなり役立ちます。
ただし、公文英語だけで十分かというと、級によって答えは変わる、というのが私の考えです。
目安としては、以下のように考えるとわかりやすいでしょう。
- 英検5級:公文英語でかなり対応しやすい
- 英検4級:公文英語+過去問で合格を狙いやすい
- 英検3級:公文英語+英作文・面接対策が必要
- 英検準2級以上:公文英語だけでは対策不足になりやすい
なぜなら、公文英語は「英語力を積み上げる教材」であり、「英検に特化した試験対策教材」ではないからです。
つまり、公文英語は土台作りには強いです。
一方で、英検特有の問題形式には、別途慣れる必要があります。
公文英語が英検に役立つ理由
公文英語が英検に役立つ理由は、英語の基礎力をコツコツ積み上げられるからです。
英検で必要になる力は、大きく分けると以下の通りです。
- 単語を読む力
- 英文を理解する力
- 英語を聞き取る力
- 文法を使い分ける力
- 英作文を書く力
- 面接で答える力
このうち、公文英語で特に伸ばしやすいのは、単語・文法・読解・リスニングの基礎です。
公文では、音声を聞きながら英文を読み、プリントを解いていきます。
そのため、英語に触れる回数が自然と増えます。
たとえば、学校の授業だけでは英文に触れる量が足りない子でも、公文を続けることで「英語を読むこと」への抵抗が減ります。
英検は、短期間の暗記だけで合格する試験ではありません。
日ごろから英語に慣れている子ほど有利です。
その意味で、公文英語は英検の土台作りに向いています。
公文英語で英検5級に合格する目安
英検5級を目指す場合、公文英語はかなり相性が良いです。
英検5級は、中学初級レベルの内容です。
基本的な単語や文法、短い会話文が中心になります。

公文英語で中学英語の初歩に入っている子なら、英検5級は十分に合格を狙えます。
目安としては、以下の状態です。
- 簡単な英文を読める
- be動詞と一般動詞の違いが何となくわかる
- 疑問文や否定文に慣れている
- 短い英語音声を聞いて意味を取れる
- 英語を読むことに強い苦手意識がない
ただし、英検5級でも過去問は必ず解いた方が良いです。
なぜなら、公文のプリントと英検の問題形式は違うからです。
公文では解けるのに、英検形式になると戸惑う子もいます。
そのため、受験前には過去問を2〜3回分解いておくと安心です。
公文英語で英検4級に合格する目安
英検4級は、中学中級レベルです。
5級よりも英文が長くなり、文法も少し複雑になります。
公文英語で英検4級を目指すなら、ある程度まとまった英文を読めることが目安です。

具体的には、以下のような力があると合格に近づきます。
- 過去形を理解できる
- 未来表現がわかる
- 助動詞の意味が何となくわかる
- 短めの長文を最後まで読める
- リスニングで簡単な会話の流れをつかめる
英検4級は、公文英語だけでも基礎力はかなり補えます。
ただし、やはり過去問対策は必要です。
特に注意したいのは、長文問題とリスニングです。
公文で英文を読む力がついていても、英検では制限時間があります。
そのため、ゆっくり読めばわかる子でも、本番では時間が足りなくなることがあります。
英検4級を受けるなら、試験前に次の対策をしておきましょう。
- 過去問を時間を測って解く
- 間違えた単語を覚える
- リスニングを繰り返し聞く
- 選択肢の読み方に慣れる
これだけでも、合格率はかなり上がります。
公文英語で英検3級に合格する目安
英検3級になると、公文英語だけでは足りない部分が出てきます。
理由は、英検3級から英作文と面接が入るからです。
公文英語で読解力や文法力を伸ばすことはできます。
しかし、自分の意見を英語で書いたり、面接で答えたりする練習は別に必要です。
英検3級合格の目安は、以下の通りです。
- 中学卒業程度の英文を読める
- 基本的な文法を理解している
- 簡単な英作文を書ける
- 質問に対して短い英語で答えられる
- 英検形式の問題に慣れている
特に大事なのは、英作文です。
たとえば、英検3級では「あなたは〇〇が好きですか?」のような質問に対して、自分の考えと理由を書く必要があります。
この時に必要なのは、難しい英語ではありません。
- I like 〇〇.
- Because it is fun.
- I often 〇〇 with my friends.
このような簡単な英文を、正しく組み合わせる力です。
公文英語で基礎ができている子なら、英作文の型を覚えることで合格に近づけます。
公文英語で英検準2級以上を目指す場合の注意点
英検準2級以上になると、公文英語だけで合格するのは難しくなりやすいです。

なぜなら、語彙・長文・英作文のレベルが一気に上がるからです。
英検準2級は高校中級程度の内容です。
英検2級になると、高校卒業程度の語彙力や社会的なテーマへの理解も求められます。
このレベルでは、以下の対策が必要になります。
- 英検用の単語帳
- 英検の過去問
- 英作文対策
- リスニング対策
- 時間配分の練習
- 面接対策
公文英語で先の教材まで進んでいる子なら、英文を読む力はかなり育っている可能性があります。
しかし、英検準2級以上では「英語が読める」だけでは足りません。
自分の意見を書く力も必要です。
また、環境問題・学校生活・テクノロジー・社会問題など、テーマへの慣れも必要になります。
そのため、準2級以上を目指すなら、公文英語を土台にしつつ、英検専用教材を組み合わせるのがおすすめです。
公文英語だけで英検対策をする時の弱点
公文英語だけで英検対策をする場合、弱点もあります。
主な弱点は以下の3つです。
- 英検の問題形式に慣れにくい
- 英作文の練習が不足しやすい
- 面接対策が不足しやすい
公文英語は、毎日プリントを進めることで英語力を積み上げる教材です。
そのため、英語の基礎を作るには向いています。
一方で、英検は試験です。
試験には、試験ごとの解き方があります。
たとえば、英検では選択肢から正解を選ぶ問題があります。
長文を読んで、必要な情報を探す問題もあります。
リスニングでは、一度聞いただけで答える力も必要です。
これらは、公文英語だけでは慣れにくい部分です。
つまり、公文英語で英語力をつけたうえで、英検の形式に合わせた練習をすることが大切です。
公文英語と英検対策を効率よく組み合わせる手順
公文英語で英検合格を目指すなら、効率よく対策することが大切です。
おすすめの流れは、以下の通りです。
手順①:まず受ける級を決める
最初に、受ける英検の級を決めましょう。
子どもの現在の英語力より、少しだけ上の級を選ぶのがおすすめです。
難しすぎる級を選ぶと、英語が嫌いになる原因になります。
手順②:過去問を1回解いてみる
次に、過去問を1回解いてみます。
ここで大事なのは、点数よりも「何が足りないか」を見ることです。
- 単語が足りないのか
- 長文が苦手なのか
- リスニングが苦手なのか
- 英作文が書けないのか
弱点がわかれば、対策しやすくなります。
手順③:公文英語は継続する
英検前でも、公文英語はできるだけ続けましょう。
なぜなら、公文英語は英語の基礎体力を伸ばすものだからです。
英検対策だけに切り替えると、長期的な英語力が伸びにくくなることがあります。
手順④:英検専用の対策を追加する
最後に、英検専用の対策を足します。
具体的には、以下のような対策です。
- 過去問を解く
- 英検用単語を覚える
- 英作文の型を練習する
- リスニング音源を聞く
- 面接の練習をする
公文英語を土台にして、足りない部分だけ英検対策で補う。
これが、少ない労力で合格を狙うコツです。
公文英語で英検を目指す家庭が注意すべきこと
公文英語で英検を目指す時に注意したいのは、「教材の進度=英検合格」ではないという点です。
公文で先の教材に進んでいるからといって、必ず英検に合格できるわけではありません。
理由は、英検には英検の出題形式があるからです。
たとえば、英文を読む力があっても、選択肢の引っかけに慣れていないと間違えることがあります。
また、英作文では、知っている単語が多くても、文として書けなければ点につながりません。
そのため、家庭では次の点を確認しましょう。
- 過去問で合格点に届いているか
- 時間内に解けるか
- リスニングで点が取れるか
- 英作文を自力で書けるか
- 面接で黙らず答えられるか
英検は、実力確認の場として使うのがおすすめです。
無理に上の級を受けるより、合格できる級から積み上げた方が、子どもの自信につながります。
まとめ:公文英語は英検の土台作りに強い。合格には過去問対策を足そう
公文英語は、英検合格に役立ちます。
特に、英検5級・4級・3級を目指す子にとっては、英語の基礎力を作るうえでかなり有効です。
ただし、公文英語だけで完全に英検対策ができるわけではありません。
英検に合格するためには、次のように考えるのがおすすめです。
- 公文英語で英語の基礎力を作る
- 過去問で英検の形式に慣れる
- 英作文と面接は別に練習する
- 準2級以上は英検専用教材も使う
公文英語は、英語力を伸ばすための土台です。
英検は、その力を試験で発揮する場です。
つまり、公文英語と英検対策は、どちらか一方ではなく、組み合わせるのが一番効率的です。
公文英語でしっかり基礎を作り、英検前に過去問と弱点対策を追加する。
この流れで進めれば、無理なく英検合格を目指しやすくなります。


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