ピクチャーディクショナリーとは、言葉を文字だけで覚えるのではなく、絵といっしょに覚えられる辞典のことです。
英語初心者の子どもにとても相性がよい学習アイテムです。
子どもは意味を日本語で説明されるより、見たままのイメージで理解する方が早いため、心強い味方になってくれるかと。
たとえば、apple という単語を覚えるときに、文字だけを見るより、りんごの絵を見ながら覚える方が記憶に残りやすいです。
しかも、赤いりんご、木になるりんご、食べる場面まで描かれていると、単語がただの記号ではなくなります。
つまり、ピクチャーディクショナリーは、英語を「訳して覚える」のではなく、「見てわかる形で覚える」ための辞典です。
英語をはじめたばかりの家庭では、最初の一冊として有力です。
- ピクチャーディクショナリーの最大の特徴は、英語を日本語ではなく絵で理解しやすいこと
- ピクチャーディクショナリーが向いているのは、英語がはじめての子や文字学習が苦手な子です
- ピクチャーディクショナリーのメリットは、楽しく続けやすく、親も教えやすいことです
- ただし、ピクチャーディクショナリーだけで英語力が完成するわけではありません
- ピクチャーディクショナリーの選び方は、年齢よりも使いやすさを優先することです
- 効果を出す使い方は、読むだけで終わらせず、親子の会話に変えることです
- 他の教材と組み合わせると、ピクチャーディクショナリーの良さがさらに生きます
- ピクチャーディクショナリーとは、英語の最初のつまずきを減らしてくれる頼れる一冊です
ピクチャーディクショナリーの最大の特徴は、英語を日本語ではなく絵で理解しやすいこと
ピクチャーディクショナリーの強みは、英単語を日本語訳に頼りすぎずに覚えられることです。
なぜなら、子どもが英語を自然に身につけるには、日本語に置き換える回数を減らした方がよい場面が多いからです。
いちいち頭の中で翻訳しなくても、絵を見て意味がわかれば、英語と意味がそのままつながります。
たとえば、dog を「犬」と変換して覚えるより、犬の絵を見て dog と覚える方が反応が早くなります。

これは英会話の土台にもなります。
聞いた音や見た単語に対して、すぐ場面を思い浮かべやすいからです。
さらに、色・食べ物・動物・家の中の物など、身近なテーマごとにまとまっている本が多いため、子どもも理解しやすいです。
単語帳よりも、とっつきやすいのが大きな魅力です。
ピクチャーディクショナリーが向いているのは、英語がはじめての子や文字学習が苦手な子です
結論として、ピクチャーディクショナリーは次のような子に向いています。
なぜなら、文字中心の学習が負担になりやすい子でも、絵があるだけで学習のハードルが大きく下がるからです。
- 英語をこれから始める子
- まだ文字を読むのが得意ではない子
- 単語カードだけだと飽きやすい子
- 図鑑や絵本が好きな子
- 見て覚えるのが得意な子
たとえば、アルファベットは読めても、英単語の意味が頭に入りにくい子は少なくありません。
そのとき、絵があるだけで理解が進みます。
また、机に向かう勉強が苦手でも、図鑑感覚でページをめくれる子も多いです。
つまり、勉強らしさを弱めながら、自然に語彙を増やせるのが強みです。
英語嫌いを防ぎたい家庭にも向いています。
ピクチャーディクショナリーのメリットは、楽しく続けやすく、親も教えやすいことです
ピクチャーディクショナリーのメリットは、単語を覚えやすいことだけではありません。
家庭学習が回しやすくなる点も大きいです。
親が難しい説明をしなくても、絵を見ながら会話するだけで学習になるからです。
主なメリットは次の通りです。
- 絵があるので子どもが飽きにくい
- テーマごとに単語をまとめて覚えやすい
- 親の英語力が高くなくても使いやすい
- 指さししながら会話につなげやすい
- 復習がしやすい
たとえば、食べ物のページを開いて「Which do you like?」「This is a banana.」のように声をかけるだけでも立派な英語時間になります。
発音音声つきなら、親が読めなくても進めやすいです。
つまり、ピクチャーディクショナリーは、子ども一人の教材というより、親子で使いやすい家庭学習ツールでもあります。
ただし、ピクチャーディクショナリーだけで英語力が完成するわけではありません
ここは大事ですが、ピクチャーディクショナリーは万能ではありません。
語彙の入口には非常に強い一方で、それだけで英語が話せるようになるわけではないです。
英語力には単語だけでなく、音、文、やり取りの経験も必要だからです。
よくある弱点は次の通りです。
- 文章の理解までは広げにくい
- 会話の練習量は不足しやすい
- 抽象語は絵だけでは理解しにくい
- 眺めるだけで終わることがある
たとえば、happy や sad は絵で理解しやすいですが、because や before のような言葉は絵だけでは覚えにくいです。
また、単語を見てわかった気になっても、実際に口から出せないこともあります。
だからこそ、絵辞典は「これ一冊で全部」ではなく、「英語の入口をラクにする一冊」と考えるのが正解です。
他の教材と組み合わせると効果が高まります。
ピクチャーディクショナリーの選び方は、年齢よりも使いやすさを優先することです
ピクチャーディクショナリーを選ぶときは、難しさより使いやすさを重視するべきです。
単語数が多い本より、子どもが自分から開きたくなる本の方が役に立ちます。

家庭学習では「続くこと」が成果に直結するからです。
選ぶときのチェックポイントは次の通りです。
- 絵が見やすく、情報が詰め込みすぎでない
- 身近なテーマが多い
- 発音音声がある
- 文字が小さすぎない
- 子どもの年齢に対して難しすぎない
3〜6歳なら、食べ物・動物・体・家の中など、生活に近い単語が多い本が向いています。
小学生なら、学校・仕事・乗り物・感情など少し広いテーマでも使えます。
親目線では単語数の多さに目が向きがちですが、実際には「何度も開く本」の方が価値があります。
迷ったら、まずは薄めで見やすいものを選ぶのがおすすめです。
効果を出す使い方は、読むだけで終わらせず、親子の会話に変えることです
ピクチャーディクショナリーは、使い方で差が出ます。
ただ見せるだけより、親子で声に出してやり取りした方が効果的です。
なぜなら、見て理解するだけでなく、聞く・話すが加わることで記憶が定着しやすくなるからです。
使い方は次の流れがおすすめです。
- 手順① 1ページで単語を3〜5個だけ見る
- 手順② 親が指さししながら読んであげる
- 手順③ 子どもにまねして言ってもらう
- 手順④ 簡単な質問をする
- 手順⑤ 翌日に同じページを軽く復習する
たとえば、動物のページなら「This is a lion.」「Where is the monkey?」「Do you like elephants?」のようにやり取りできます。
全部正しく言えなくても問題ありません。大切なのは、絵を見ながら英語にふれる回数を増やすことです。
1日5分でも、続けば大きな差になります。
他の教材と組み合わせると、ピクチャーディクショナリーの良さがさらに生きます
ピクチャーディクショナリーは単体でも役立ちますが、絵本や音声教材と組み合わせるとさらに強いです。
なぜなら、絵辞典で覚えた単語を、別の場面でもう一度出会うことで定着しやすくなるからです。
覚えた単語が「知っている」で終わらず、「使える」に近づきます。
相性がよい組み合わせは次の通りです。
- 絵本:単語が文の中でどう使われるか学べる
- 音声教材:発音やリズムが身につきやすい
- カードゲーム:遊びながら復習できる
- 日常会話:生活の中で実際に使える
たとえば、絵辞典で apple を覚えた後に、絵本で I eat an apple. に触れると理解が深まります。
さらに、おやつの時間に「Apple or banana?」と聞けば実践にもなります。
このように、絵辞典は単語の土台作りに強い教材です。土台ができると、他の教材も入りやすくなります。
ピクチャーディクショナリーとは、英語の最初のつまずきを減らしてくれる頼れる一冊です
ピクチャーディクショナリーとは、絵を使って英単語の意味を直感的に理解しやすくする辞典。
なぜおすすめかというと、英語初心者の子どもでも取り組みやすく、親子で続けやすいからです。
特に、文字だけの学習でつまずきやすい時期には力を発揮します。
もちろん、これ一冊だけで英語力のすべてを伸ばすのは難しいです。
しかし、英語嫌いを防ぎ、最初の成功体験を作るにはとても優秀です。
迷ったら、まずは見やすくて音声つきの一冊を選び、1日5分から始めてみてください。
ピクチャーディクショナリーは、英語学習を「勉強」から「わかる」「楽しい」に変える、入口として非常に使いやすい教材です。


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