英語絵本の読み聞かせを続けるコツは、結論から言うと「短く・簡単に・親子で楽しむこと」です。
英語絵本は1回で大きな成果を出すものではなく、毎日の小さな積み重ねで効果が出るもの。
特に、英語が得意ではない親ほど、最初から頑張りすぎてしまいがちです。
たとえば、
- 毎日30分読まなければいけない
- 正しい発音で読まなければいけない
- 子どもに意味を理解させなければいけない
- たくさんの絵本を用意しなければいけない
このように考えると、読み聞かせは一気に大変になります。
しかし、英語絵本の読み聞かせで大切なのは、完璧に読むことではありません。
子どもが英語に楽しく触れる時間を作ることです。
この記事では、英語絵本の読み聞かせを無理なく続けるための三つのコツを解説します。
英語絵本の読み聞かせは「続けること」が一番大切
英語絵本の読み聞かせで一番大切なのは、長時間読むことではなく、続けることです。
子どもは一度聞いただけで英語を覚えるわけではありません。
何度も聞くことで、少しずつ英語の音やリズムに慣れていきます。
日本語の絵本でも同じです。
子どもは同じ絵本を何度も読んでもらう中で、言葉を覚えていきます。
英語絵本も同じように考えればOKです。

大切なのは、次のような小さな接点を作ることです。
- 寝る前に1ページだけ読む
- 朝に音声だけ聞く
- 好きなページだけ見る
- 同じフレーズを親子でまねする
1日3分でも、続ければ立派な英語時間になります。
むしろ、最初から頑張りすぎない方が長続きしやすいです。
英語絵本は、勉強というより「親子の習慣」として考えましょう。
コツ①:読む時間を短くする
英語絵本を続ける一つ目のコツは、読む時間を短くすることです。
時間を長くすると、親にも子どもにも負担が大きくなります。
特に忙しい家庭では、「毎日しっかり読もう」と思うほど続きません。
最初の目安は、1日3〜5分で十分です。
たとえば、次のような読み方で問題ありません。
- 1ページだけ読む
- 表紙だけ見て英語を聞く
- 好きな場面だけ読む
- 音声を1回流すだけにする
「これだけで意味があるの?」と思うかもしれません。
しかし、意味はあります。
そもそも、英語に触れる回数を増やすことが最初の目的だからです。
子どもが英語を嫌がらずに聞けるだけでも、十分なスタートです。
反対に、親が張り切って20分、30分と読もうとすると、子どもが飽きることがあります。
親も疲れてしまい、数日で止まることもあります。
英語絵本は、短く終わってOKです。
「もう少し読みたい」と思うくらいで終える方が、次の日につながります。
コツ②:読むタイミングを固定する
英語絵本を続ける二つ目のコツは、読むタイミングを固定することです。
「時間がある時に読もう」と考えると、後回しになりがち。
家事や仕事で忙しい家庭ほど、予定に入っていないことは忘れやすくなります。
おすすめは、すでにある生活習慣にくっつけることです。
たとえば、次のようなタイミングです。
- 寝る前に1冊読む
- 朝食後に1ページ読む
- 保育園や学校の前に音声を聞く
- お風呂上がりに親子で読む
- 休日の朝だけ読む
特におすすめなのは、寝る前。

なぜなら、絵本を読む流れを作りやすいからです。
ただし、寝る前に親が疲れている場合は、無理にその時間にしなくても大丈夫です。
続けやすい時間を選ぶことが大切です。
手順としては、次のように決めると簡単です。
手順①:1日の中で親が少し余裕のある時間を探す
手順②:その時間に読む絵本を1冊だけ置く
手順③:毎日ではなく週3回から始める
手順④:慣れたら回数を少し増やす
最初から毎日を目指さなくてOKです。
週3回でも続けば、子どもにとって英語が身近になります。
コツ③:子どもが好きな絵本を繰り返す
英語絵本を続ける三つ目のコツは、子どもが好きな絵本を繰り返すことです。
子どもは好きなものなら自然に何度も見たがります。
貴方にも覚えはありませんか? 好きなものであれば何度も繰り返したことを。
そして、繰り返しの中で英語の音や言葉を覚えていきます。
親としては、同じ絵本ばかり読むと不安になるかもしれません。
「もっと新しい本を読ませた方がいいのでは?」
「同じ本ばかりで効果はあるの?」
「飽きないのかな?」
このように思うこともあります。
しかし、英語学習では繰り返しがとても大切です。
同じ表現を何度も聞くことで、子どもは少しずつ英語に慣れます。
たとえば、毎回出てくるフレーズがある絵本なら、子どもが自然にまねすることがあります。
- Good night.
- I see you.
- Thank you.
- Here you are.
- What is this?
こうした短い表現は、何度も聞くことで口に出しやすくなります。
英語絵本は、冊数を増やすよりも、お気に入りを作る方が続けやすいです。
まずは3冊ほど用意し、子どもが好きな本を中心に読みましょう。
英語が苦手な親は音声を使えばOK
英語が苦手な親は、無理に自分だけで読もうとしなくて大丈夫です。
音声つきの絵本や、読み上げ音声を使えばOKです。
親の負担を減らすことが、読み聞かせを続けるコツの一つです。
特に、発音に自信がない方は多いです。
「自分の発音で読んだら悪い影響があるのでは?」
「英語が苦手だから読めない」
「子どもに聞かせるのが恥ずかしい」
このように感じる場合は、音声を使いましょう。
おすすめの流れは次の通りです。
手順①:まず親子で音声を聞く
手順②:絵を見ながら内容を楽しむ
手順③:読める単語だけ親がまねする
手順④:子どもが好きな音や言葉を一緒に言う
すべての英文を親が読む必要はありません。
「dog」「apple」「Good night」など、短い言葉だけでも十分です。
大切なのは、親も気楽に参加することです。
親が楽しそうにしていると、子どもも英語を楽しいものとして受け取りやすくなります。
勉強っぽくしすぎないことも大切
英語絵本の読み聞かせでは、勉強っぽくしすぎないことも大切です。
子どもが「英語はテストされるもの」と感じると、嫌がりやすくなるからです。
たとえば、読み聞かせのたびに次のような質問をすると、子どもは疲れてしまいます。
- これは英語で何?
- さっき何て言った?
- ちゃんと聞いていた?
- もう一回発音して
- 意味はわかった?
もちろん、たまに聞くくらいなら問題ありません。
しかし、毎回確認されると、絵本の時間が楽しくなくなります。
英語絵本の目的は、最初から正解を言わせることではありません。
まずは英語を聞いて、見て、楽しむことです。
子どもがページを飛ばしても大丈夫です。
途中で別の遊びを始めても、最初はそれでOKです。
「今日は1ページ見られた」
「音声を少し聞けた」
「英語の言葉を1つまねした」
このくらいの感覚で進めましょう。
親の期待を下げるほど、読み聞かせは続きやすくなります。
忙しい家庭におすすめの時短読み聞かせ
忙しい家庭では、英語絵本を完璧に読もうとしないことが大切です。
準備に時間がかかる方法は続きにくいと思って下さい。
少ない労力で続けるなら、読む本と読む時間をあらかじめ決めておきましょう。
おすすめは、次の時短スタイルです。
- 寝室に英語絵本を1冊置く
- 読むページを決めておく
- 音声つき絵本を使う
- 親が読む部分を1フレーズだけにする
- 週3回だけ行う
たとえば、寝る前に毎回同じ絵本を開き、1ページだけ読む。
これだけでも十分です。
さらに楽にするなら、音声をスマホで流すだけでもOKです。
子どもが絵を見ながら英語を聞ければ、立派な読み聞かせになります。
効率よく続けるコツは、「やることを減らすこと」です。
英語絵本を読むたびに本を選んだり、意味を調べたりすると、面倒になります。
最初から仕組みにしておくと、親の気合いに頼らず続けられます。
英語絵本の読み聞かせでよくある失敗
英語絵本の読み聞かせでよくある失敗は、最初から高い目標を立てることです。
なぜなら、目標が高すぎると、できなかった時にやめやすくなるからです。
よくある失敗は次の通りです。
- 毎日30分読もうとする
- 難しい絵本を選ぶ
- 発音を完璧にしようとする
- 子どもに暗記させようとする
- すぐに効果を求める
- 何冊も買いすぎる
特に注意したいのは、絵本を買いすぎることです。
本が多いと選択肢が増えます。
すると、毎回どれを読むか迷います。
迷う時間が増えると、読み聞かせ自体が面倒になります。
最初は少ない冊数で十分です。
子どもが気に入った本を何度も読む方が、むしろ効果的です。
また、すぐに英語を話さなくても焦る必要はありません。
子どもは聞く時間を重ねたあとで、少しずつ言葉を出すことがあります。
英語絵本は、短期勝負ではありません。
小さく続けることを優先しましょう。
まとめ:三つのコツで英語絵本は続けやすくなる
英語絵本の読み聞かせを続けるコツは、次の三つです。
- コツ①:読む時間を短くする
- コツ②:読むタイミングを固定する
- コツ③:子どもが好きな絵本を繰り返す
この三つを意識するだけで、読み聞かせの負担はかなり軽くなります。
続かない原因の多くは、やる気不足ではなく「やり方が重すぎること」が主因になることが多いです。
毎日長く読む必要はありません。
完璧な発音で読む必要もありません。
たくさんの絵本を用意する必要もありません。
まずは、1冊の英語絵本を用意して、1日3分から始めればOKです。
音声を使ってもいいですし、好きなページだけ読んでも大丈夫です。
英語絵本の読み聞かせは、親子で英語に触れる小さな習慣です。
無理なく、楽しく、細く長く続けていきましょう。


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