英語絵本の読み聞かせは、小学生にもかなりおすすめです。
なぜなら、英語を「勉強」ではなく「楽しい音」として受け取れるからです。
小学校では、3・4年生で外国語活動、5・6年生で外国語科として英語に触れる流れがあります。
文部科学省の資料でも、英語の絵本の読み聞かせやチャンツを通して、英語特有のリズムに慣れ親しむことが重視されています。
とはいえ、親としては、
- 発音に自信がない
- どんな絵本を選べばいいかわからない
- 子どもが聞いてくれない
- 小学生から始めても遅くないか不安
という悩みもありますよね。
完璧な発音や長時間の読み聞かせは必要ありません。
大事なのは子どもが「英語ってなんとなく楽しい」と感じる時間を、少しずつ積み重ねることです。
この記事では、小学生に英語絵本を読み聞かせるメリット、絵本の選び方、家庭での進め方を初心者向けにわかりやすく解説します。
小学生に英語絵本の読み聞かせは効果がある?
小学生に英語絵本の読み聞かせは効果があります。
英語の音・リズム・意味を、絵の助けを借りながら自然に理解できるようになるからです。
英語だけを聞くと、子どもは「何を言っているかわからない」と感じやすいもの。
しかし絵本なら、絵を見ながら話の流れを想像できます。
例えば、犬が走っている絵を見ながら「Run! Run!」と聞けば、単語の意味を日本語で説明しなくても、なんとなく理解できます。

英語絵本の読み聞かせには、次のような良さがあります。
- 英語の音に慣れる
- 英語への抵抗感が減る
- 親子で楽しく続けやすい
- 絵から意味を推測する力が育つ
- 小学校英語の予習になる
つまり、英語絵本は「英語を勉強させる道具」というより、「英語に慣れる入口」として使うのが正解です。
小学生に英語絵本を読み聞かせるメリット
小学生に英語絵本を読み聞かせるメリットは、英語を無理なく生活に入れられることです。

なぜなら、小学生はすでに日本語で物語を理解する力が育っているため、絵とストーリーを手がかりに英語を受け止めやすいからです。
主なメリットは、次の3つです。
- 英語の音に慣れる
- 英語を怖がらなくなる
- 学校英語へのハードルが下がる
特に大きいのは、英語を「テストの科目」としてではなく、「話や絵を楽しむもの」として始められる点です。
例えば、いきなり単語帳で「apple=りんご」と覚えさせるより、絵本の中でりんごが出てきて「Apple!」と聞く方が、子どもには自然です。
小学生の英語絵本は、勉強時間を増やすためではなく、英語への心理的な壁を下げるために使うと効果的です。
英語絵本の読み聞かせは何年生から始めるべき?
英語絵本の読み聞かせは、何年生から始めても大丈夫です。
なぜなら、目的は「英語を完璧に覚えること」ではなく、「英語に触れる時間を作ること」だからです。
もちろん、低学年から始めると英語の音に慣れやすいです。
しかし、3年生・4年生・5年生から始めても遅くありません。
学年別に考えると、次のように進めると失敗しにくいです。
- 1・2年生:音やリズムを楽しむ
- 3・4年生:学校英語の表現とつなげる
- 5・6年生:文字や簡単な音読にも触れる
例えば、低学年なら「動物」「色」「食べ物」が出てくる絵本がおすすめです。高学年なら、短い文が繰り返される絵本を選ぶと、読む練習にもつなげやすくなります。
大切なのは、学年よりも「子どもが嫌がらないレベル」を選ぶことです。
小学生向け英語絵本の選び方
小学生向けの英語絵本は、簡単すぎるくらいでちょうどいいです。
なぜなら、難しい絵本を選ぶと、子どもがすぐに「英語はわからない」と感じてしまうからです。
英語絵本を選ぶ時は、次のポイントを見てください。
- 文章が短い
- 同じ表現が何度も出てくる
- 絵だけでも内容がわかる
- 子どもが好きなテーマである
- 音声つきで聞ける
特に初心者におすすめなのは、繰り返しが多い絵本です。
例えば、
- “I like ~”
- “What do you see?”
- “Good night.”
- “Where is ~?”
のような表現が何度も出てくる絵本は、子どもが自然に口ずさみやすいです。
逆に、文字が多い絵本や、親が訳さないと理解できない絵本は、最初の1冊には向きません。
まずは「読める絵本」ではなく、「聞いて楽しめる絵本」を選びましょう。
親の英語発音に自信がなくても大丈夫?
親の英語発音に自信がなくても大丈夫です。
なぜなら、読み聞かせで一番大切なのは、正しい発音よりも「親子で英語に触れる習慣」だからです。
もちろん、ネイティブ音声を活用できるなら使った方がよいです。ただし、親が読むことにも意味があります。
親が楽しそうに読んでいると、子どもは「英語は怖いものではない」と感じやすくなります。
発音が不安な場合は、次の方法で十分です。
- 音声つき絵本を使う
- YouTubeや公式音源を先に聞く
- 親は真似して読むだけにする
- 難しい単語は無理に読まない
- 日本語で少し補足してもよい
例えば、最初に音声を流してから、親が同じページをゆっくり読むだけでも効果があります。
完璧な先生になろうとしなくて大丈夫です。親は「一緒に楽しむ人」で十分です。
英語絵本の読み聞かせのやり方【手順①〜⑤】
英語絵本の読み聞かせは、流れを決めておくと続けやすいです。
なぜなら、毎回やり方を考える必要がなくなるからです。
おすすめの手順は、次の通りです。
手順①:まず日本語で表紙を見て話す
最初に、表紙を見ながら日本語で話しましょう。
例えば、
- 「何の話だと思う?」
- 「この動物、何してるかな?」
- 「この子はうれしそう?悲しそう?」
と聞くだけでOKです。
先に絵本の世界に入ることで、英語を聞く準備ができます。
手順②:音声を聞く、または親が読む
次に、英語の音を聞かせます。
音声つきなら音声を流し、なければ親がゆっくり読めば大丈夫です。
この時、すべてを訳す必要はありません。子どもが絵を見て理解できそうなら、そのまま進めましょう。
手順③:同じフレーズだけ一緒に言う
繰り返し出てくる言葉だけ、子どもと一緒に言ってみましょう。
例えば、
- “Good night.”
- “I see.”
- “Thank you.”
- “Run, run!”
などです。
全部読ませようとすると負担になります。まずは1フレーズだけで十分です。
手順④:日本語で内容を確認する
読み終わったら、日本語で軽く確認します。
例えば、
- 「どの場面が面白かった?」
- 「最後どうなった?」
- 「どの動物が出てきた?」
と聞いてみましょう。
英語の理解度をテストする必要はありません。内容を楽しめていれば成功です。
手順⑤:翌日も同じ絵本を読む
英語絵本は、同じ本を何度も読んでOKです。
なぜなら、繰り返すことで音や表現が自然に残るからです。
1回で覚えさせようとするより、同じ絵本を3回、5回、10回と読む方が効果的です。
小学生が英語絵本を嫌がる時の対処法
子どもが英語絵本を嫌がる時は、いったんレベルを下げましょう。
なぜなら、嫌がる原因の多くは「難しい」「長い」「つまらない」のどれかだからです。
よくある原因は、次の通りです。
- 絵本の英文が長すぎる
- 親が訳や発音を確認しすぎる
- 子どもの興味とテーマが合っていない
- 読み聞かせの時間が長い
- 勉強っぽくなっている
この場合は、無理に続けない方がよいです。
対処法としては、
- 1日1ページだけ読む
- 絵を見るだけの日を作る
- 子どもに絵本を選ばせる
- 音声を流すだけにする
- 日本語の感想を多めにする
といった方法があります。
特に大切なのは、英語絵本を「勉強時間」にしすぎないことです。親が熱心になりすぎると、子どもはプレッシャーを感じます。
まずは、子どもが笑う絵本、反応する絵本、何度も見たがる絵本を選びましょう。
小学校英語につなげるなら家庭では何をすればいい?
小学校英語につなげたいなら、家庭では「聞く・まねする・楽しむ」を中心にしましょう。
小学生の段階では、英語を細かく分析するよりも、音や表現に慣れることが大切だからです。
家庭でやることは、難しくありません。
おすすめは次の3つです。
- 英語絵本を週2〜3回読む
- 短いフレーズを親子でまねする
- 学校で習った表現に近い絵本を選ぶ
例えば、学校で好きなものを伝える表現を習っているなら、“I like apples.” のような文が出てくる絵本を選ぶとつながりやすいです。
また、動物、色、数、天気、食べ物、あいさつなどは、小学校英語とも相性がよいテーマです。
家庭で先取り学習をしすぎる必要はありません。学校英語を楽にするには、「聞いたことがある」「なんとなく知っている」という状態を作るだけでも十分です。
英語絵本の読み聞かせでやってはいけないNG行動
英語絵本の読み聞かせで一番避けたいのは、子どもを試すことです。
なぜなら、確認やテストが増えると、子どもにとって英語絵本が楽しい時間ではなくなるからです。
特に、次の行動には注意しましょう。
- 毎回すべて日本語訳する
- 単語を暗記させる
- 発音を細かく直しすぎる
- 読めないことを責める
- 長時間続ける
- 親が成果を急ぎすぎる
例えば、子どもが“cat”をうまく言えなかった時に、何度も言い直させる必要はありません。
それよりも、「猫さん出てきたね」「かわいいね」と話して、絵本の世界を楽しむ方が続きます。
英語絵本は、短期間で結果を出す教材ではありません。英語に対する良い印象を作るための習慣です。
まとめ:英語絵本の読み聞かせは小学生の英語入門におすすめ
英語絵本の読み聞かせは、小学生の英語入門におすすめです。
英語を勉強として押しつけず、音・絵・物語を通して自然に触れられるからです。
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 小学生から英語絵本を始めても遅くない
- 最初は簡単すぎる絵本でよい
- 親の発音が完璧でなくても大丈夫
- 音声つき絵本を使うと続けやすい
- すべて訳さず、絵から想像させる
- 同じ絵本を何度も読む
- テストや暗記にしない
英語絵本の読み聞かせで大切なのは、子どもに「英語って楽しいかも」と思ってもらうことです。
1日5分でも構いません。まずは、子どもが好きそうな絵本を1冊選び、親子で一緒にページをめくるところから始めてみましょう。


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