まず結論:ポケモン絵本は「英語力」ではなく「読める形」で選ぶべきです
英語の多読やおうち英語でポケモン絵本を使うなら、結論はシンプルです。
子どもの英語レベルに合わせて、1冊の難易度を下げて選ぶことが最重要です。

なぜなら、ポケモンは子どもにとって興味が強い題材なので、少し合わない本でも読もうとはしますが、難しすぎると結局は親が読むだけになりやすいからです。逆に、やさしすぎる本でも「読めた」が積み上がるので、自信につながります。
この記事では、ポケモンの英語絵本・英語リーダー本を、レベル別に選びやすい形で整理します。なお、実際には「絵本タイプ」と「初級リーダータイプ」があり、たとえば A Friend Like Pikachu! は3〜7歳向けのLittle Golden Book、The ABC Book (Pokémon) はABC学習向け、ScholasticやDKには段階別のリーダー本があります。
ポケモン英語絵本が選びやすい理由
結論からいうと、ポケモン英語絵本は英語初心者の子にも導入しやすい教材です。
キャラクターをすでに知っていることで、意味が少しわからなくても話の流れをつかみやすいからです。
ピカチュウ、なんてポケモンやったことない私でも知っているレベルですからね。

まぁ……このピカチュウはかなり獰猛に見えますが(-_-;)
たとえば、Pikachu、Bulbasaur、Charmanderのような名前を知っていれば、英語の説明が全部わからなくても楽しめます。さらに、出版社ごとに本の役割がはっきりしています。
- Little Golden Book系:絵が多く、導入しやすい
- Scholastic Reader系:学校英語に近い段階読み向き
- DK Super Readers系:写真・図鑑感覚で語彙を増やしやすい
つまり、ポケモン本は「好き」で引っ張りながら、「絵本→初級読本→少し長め」に上げやすいのが強みです。Scholasticは beginning readers 向けとしてポケモン本を広く紹介しており、DKもLevel 1・Level 2でポケモン読本を展開しています。
レベル①:英語はこれからの子には「絵でわかる本」を選ぶべきです
英語にまだ慣れていない子には、文字を読む本ではなく、絵で理解できる本から入るべきです。
最初から文章量が多い本を渡すと、「英語は難しい」と感じやすいからです。
このレベルで選びやすいのは、次の2冊です。
- A Friend Like Pikachu!
3〜7歳向けのLittle Golden Bookです。ピカチュウ中心で、絵を見ながら入りやすい1冊です。 - The ABC Book (Pokémon)
A〜Zでポケモンを学べるので、英語の文字そのものに親しみやすいです。
たとえば、英語がほぼ初めてなら、まずは親が読んで、子どもは絵を見るだけでも十分です。「読ませる」より「好きにさせる」が先です。特にABC本は、英語の音や文字への入口として使いやすいです。
レベル②:簡単な単語や短文が読める子には「初級リーダー」を選ぶべきです
ひらがな感覚で英語の単語を少し追える子には、レベル付きの初級リーダー本が向いています。
なぜなら、この段階では「絵本だけ」だと物足りず、「文章だけ」だとまだ重いからです。
おすすめの考え方は次の通りです。
- Scholastic Reader Level 2
Grades 1〜3向けのポケモン本があり、たとえば Welcome to Galar! があります。 - Pokémon Universe Reader Pack
5〜7歳向け、K〜2相当で、4冊まとめて読みやすい構成です。
このレベルの良さは、1冊が短く、達成感を出しやすい点です。たとえば「今日は1冊読めた」と見えるので、継続しやすいです。文字量を少しずつ増やしたい家庭には、絵本の次の1歩としてかなり使いやすいです。
レベル③:少し読める子には「情報が増えるDK系」が使いやすいです
ある程度英語に慣れてきた子には、図鑑っぽく読めるDK系のポケモン本が向いています。
なぜなら、物語だけでなく、説明文を読む力も育てやすいからです。
たとえば、DKでは次のようなポケモン本があります。
- DK Super Readers Level 1 Pokémon Meet the Crew
- DK Super Readers Level 1 Pokémon Sweet Surprise!
- DK Super Readers Level 2 Pokémon Ready, Set, Catch!
- DK Super Readers Level 2 Pokémon Here Come the Explorers
DKは、語彙が整理されていて、理解確認のクイズも入りやすい作りです。つまり、「英語を読む練習」と「ポケモン知識」を同時に進めやすいです。物語だけでなく、説明の英語にも触れたい子には相性が良いです。
失敗しない選び方は「年齢」より「読書体験」で決めることです
ポケモン絵本選びで大事なのは、対象年齢だけで決めないことです。
同じ6歳でも「親の読み聞かせが好きな子」と「自分で文字を追いたい子」では、合う本が違うからです。
選ぶときは、次の3点を見れば十分です。
- 文字量:1ページに文が多すぎないか
- 絵の比率:絵を見れば流れがわかるか
- 子どもの反応:読みたがるか、すぐ飽きるか
たとえば、対象年齢3〜7歳の本でも、まだ文字より絵を楽しむ子にぴったりな場合があります。一方で、年齢が低くても文字好きの子ならLevel 2 Readerが合うこともあります。年齢表記は目安にして、実際は「今の読み方」で決めるのが効率的です。
ポケモン絵本をおうち英語で使う手順
ポケモン絵本は読む順番を決めて使うと失敗しにくいです。
毎回バラバラに選ぶより、難易度を少しずつ上げたほうが、子どもが伸びやすいからです。
おすすめの流れは次の通りです。
- 手順①:最初は絵本型を1冊選ぶ
まずは A Friend Like Pikachu! などで興味を固めます。 - 手順②:次にABCや簡単な語彙本を入れる
文字への抵抗を下げます。 - 手順③:短いReaderを1冊読む
ScholasticのLevel 2系で「自分で読めた」を作ります。 - 手順④:DKで説明文にも広げる
図鑑感覚で語彙を増やします。
この順番なら、親の負担も少なくて済みます。いきなり長文を教え込む必要がないからです。少ない労力で最大の成果を狙うなら、絵本→初級Reader→説明系Readerの順が最も効率的です。
よくある失敗は「好きだから難しい本でもいける」と考えることです
ポケモンが好きな子でも、難しすぎる本は続きません。興味と読解力は別です。
よくある失敗は次の通りです。
- キャラが好きだから長い英語本を買う
- まとめ買いして、難しくて積む
- 発音や和訳を親が全部説明しようとする
- 1回で理解させようとする
たとえば、ポケモン図鑑系でも、説明文が多い本は初心者には重いです。逆に、簡単な絵本を何度も読むほうが、結果として英語への抵抗感が下がります。最初は「内容を教える」より、「何度も開きたくなる本を置く」ほうが効果的です。ポケモン本は種類が多いので、最初の1冊を軽くすることが成功のコツです。
まとめ:英語のレベル別で選ぶなら、最初の1冊はやさしすぎるくらいでちょうどいいです
英語のレベル別で子ども向けポケモン絵本を選ぶなら、結論は次の通りです。
- 英語ほぼ初めて:A Friend Like Pikachu!、The ABC Book (Pokémon)
- 短い英文を読み始めたい:Scholastic Reader Level 2系
- 少し読めるので語彙も増やしたい:DK Super Readers Level 1〜2系
なぜなら、ポケモン本は「好き」の力で読み始めやすい一方で、本のレベルを間違えると一気に止まりやすいからです。だからこそ、最初は簡単すぎるくらいで選ぶのが正解です。
少ない労力で最大の成果を出したいなら、背伸びは不要です。
まずは絵が多く、短く、親子で開きやすい1冊から始めてください。そこからReader本へつなげるだけで、英語の入り口はかなり作りやすくなります。


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