「0歳の赤ちゃんに英語の絵本なんて、まだ早いのでは?」と思う方は多いです。
結論から言うと、0歳児に英語の絵本は早過ぎません。
なぜなら、0歳の赤ちゃんは英語を「勉強」として理解するのではなく、親の声・音のリズム・絵本を見る時間を通して、英語に自然にふれていく時期だからです。
もちろん、単語を覚えさせたり、発音を完璧にしたりする必要はありません。
0歳児に英語絵本を読む目的は、次の3つです。
・英語の音に慣れる
・親子のふれあい時間を作る
・将来の英語への抵抗感を減らす
つまり、0歳から英語絵本を始めることは、「英語教育」というよりも、英語のある生活に少しずつ慣れるための準備です。
この記事では、0歳児に英語の絵本が早過ぎない理由を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
0歳児に英語の絵本は早過ぎない
0歳児に英語の絵本は早過ぎません。
0歳の赤ちゃんは言葉の意味を完全に理解する前から、音・声・表情・リズムを通して、周囲の言葉を吸収しています。
日本語でも同じです。
赤ちゃんは最初から「おはよう」「ミルク」「ねんね」の意味を理解しているわけではありません。
毎日、親の声を聞き、同じ場面で同じ言葉を聞くうちに、少しずつ言葉と状況を結びつけていきます。
英語絵本もこれと同じです。
0歳のうちは、英語の意味を理解させようとしなくて大丈夫です。
大切なのは、英語の音を「知らない音」「怖い音」「勉強の音」にしないことです。
親がやさしく英語絵本を読んであげることで、赤ちゃんにとって英語は、安心できる声の一部になります。
理由①:0歳は英語の音に自然に慣れやすいから
0歳児に英語絵本が早過ぎない理由の1つ目は、英語の音に自然に慣れやすいからです。
なぜなら、赤ちゃんは意味よりも先に、音のリズムや抑揚を聞いているからです。
英語には、日本語とは違う音があります。
たとえば、英語には次のような特徴があります。
・日本語よりリズムが強い
・音の上がり下がりが大きい
・日本語には少ない子音の音がある
・単語同士がつながって聞こえる
大人になってから英語を聞くと、「速い」「聞き取れない」「何を言っているかわからない」と感じやすいです。
しかし、0歳の赤ちゃんにとっては、まだ日本語も英語も「これから慣れていく音」です。
だからこそ、英語絵本を通して早めに英語の音にふれておくことには意味があります。
たとえば、短い英語絵本を毎日1冊読むだけでも大丈夫です。
「Good night」
「I love you」
「Where is the baby?」
このような短いフレーズを親の声で聞くだけでも、赤ちゃんにとっては英語の音に親しむ時間になります。
理由②:英語絵本は親子のふれあい時間になるから
0歳児に英語絵本が早過ぎない理由の2つ目は、英語絵本が親子のふれあい時間になるからです。
0歳児にとって絵本の時間は、内容を理解する時間というより、親と安心して関わる時間。
赤ちゃんは、絵本の文章を正確に理解しているわけではありません。
それよりも、次のようなことを感じています。
・親が近くにいる
・やさしい声が聞こえる
・抱っこされて安心する
・ページをめくる動きが楽しい
・絵や色を見るのが面白い
つまり、0歳の英語絵本は「学習教材」というより、親子のコミュニケーション道具です。
たとえば、英語の発音に自信がない親御さんでも問題ありません。
完璧な発音で読むことよりも、赤ちゃんに向かって笑顔で読んであげることの方が大切です。
英語が苦手なら、無理に長い文章を読む必要はありません。
「apple」
「baby」
「dog」
「mama」
「happy」
このような短い単語を、絵を指さしながら読むだけでも十分です。
0歳のうちは、正しい英語教育よりも、英語絵本の時間を「楽しい時間」にすることを優先しましょう。
理由③:英語への抵抗感を減らしやすいから
0歳児に英語絵本が早過ぎない理由の3つ目は、英語への抵抗感を減らしやすいからです。
なぜなら、小さいころから英語にふれていると、英語を特別なものとして構えにくくなるからです。
英語が苦手になる原因の1つは、英語を「勉強」として急に始めることです。
たとえば、小学校や中学校で急に英語を学び始めると、次のように感じる子もいます。
・英語は難しい
・発音するのが恥ずかしい
・間違えるのが怖い
・日本語と違いすぎて苦手
・テストのために覚えるもの
もちろん、0歳から英語絵本を読めば、必ず英語が得意になるわけではありません。
しかし、英語が生活の中に自然にある状態を作ることはできます。
たとえば、寝る前に英語絵本を1冊読む。
朝の機嫌がよい時間に、英語のしかけ絵本を見せる。
お気に入りの動物絵本を、英語で何度も読む。
このような小さな積み重ねで、英語は「知らないもの」ではなくなります。
英語を好きにさせようと頑張るより、まずは英語を嫌いにさせないことが大切です。
その意味で、0歳から英語絵本を取り入れる価値は十分にあります。
ただし0歳児に英語を教え込む必要はない
0歳児に英語絵本は早過ぎませんが、英語を教え込む必要はありません。
なぜなら、0歳の赤ちゃんにとって大切なのは、英語力を伸ばすことよりも、安心して楽しく過ごすことだからです。

たとえば、次のようなやり方はおすすめしません。
・毎日何冊も読ませようとする
・赤ちゃんが嫌がっても続ける
・英単語を覚えさせようとする
・発音を細かく気にしすぎる
・親が義務感で疲れてしまう
これでは、英語絵本が楽しい時間ではなくなってしまいます。
0歳の英語絵本は、ゆるく続けるくらいで十分です。
目安としては、1日1冊、数分だけでも問題ありません。
赤ちゃんがページをなめたり、絵本を投げたりしても大丈夫です。0歳児にとっては、それも絵本との関わり方の一つです。
英語絵本を読むときは、次のくらいの気持ちで始めましょう。
・聞いてくれたらラッキー
・途中でやめてもOK
・親が楽しめればOK
・毎日できなくてもOK
・日本語絵本と混ぜてOK
英語教育は、頑張り過ぎると親も子どもも疲れます。
だからこそ、0歳のうちは「ちゃんと学ばせる」よりも、「楽しくふれる」ことを優先しましょう。
0歳児におすすめの英語絵本の選び方
0歳児に英語絵本を選ぶなら、難しい絵本よりも、見やすくて短い絵本がおすすめです。
なぜなら、0歳の赤ちゃんは長い文章を理解するよりも、絵・色・音・手ざわりに反応しやすいからです。
選ぶポイントは、次の通りです。
・文章が短い
・同じ言葉がくり返される
・絵が大きくて見やすい
・色がはっきりしている
・丈夫なボードブックである
・親が読んでいて疲れない
特におすすめなのは、同じフレーズが何度も出てくる絵本です。
たとえば、動物・色・あいさつ・食べ物・家族など、身近なテーマの絵本は取り入れやすいです。
0歳児向けなら、ストーリーが複雑な絵本を選ぶ必要はありません。
「赤いりんご」
「青い車」
「犬がいる」
「赤ちゃんが笑っている」
このくらいシンプルな内容で十分です。
親が英語に苦手意識を持っている場合は、音声付きの絵本や、読み聞かせ動画と組み合わせてもよいです。
ただし、動画に任せきりにするより、親が一緒に絵本を見てあげる方が、赤ちゃんにとって安心しやすい時間になります。
0歳児への英語絵本の読み聞かせ手順
0歳児に英語絵本を読むときは、難しく考えなくて大丈夫です。
なぜなら、大切なのは正しい読み方よりも、親子で楽しく続けられる流れを作ることだからです。
おすすめの手順は、次の通りです。
手順①:短い絵本を1冊だけ選ぶ
まずは、文章が短い英語絵本を1冊選びましょう。
最初から何冊も用意する必要はありません。
同じ絵本を何度も読む方が、赤ちゃんは音や絵に慣れやすいです。
手順②:機嫌のよい時間に読む
次に、赤ちゃんの機嫌がよい時間に読みましょう。
眠いときやお腹が空いているときに無理をすると、絵本の時間が嫌なものになりやすいです。
朝・授乳後・お風呂上がり・寝る前など、親子で落ち着ける時間がおすすめです。
手順③:日本語を混ぜてもOKにする
英語だけで読もうとしなくても大丈夫です。
たとえば、英語で「dog」と読んだあとに、「ワンワンだね」と日本語で声をかけても問題ありません。
0歳のうちは、英語だけにこだわるより、親子の会話を増やす方が大切です。
手順④:赤ちゃんの反応を見て終わる
最後に、赤ちゃんの反応を見ながら終わりましょう。
飽きたら途中で終わってOKです。
大切なのは、最後まで読むことではありません。
「また読みたい」と思える楽しい雰囲気で終わることです。
まとめ:0歳児の英語絵本は早過ぎない。まずは楽しく1冊から始めよう
0歳児に英語の絵本は早過ぎません。
なぜなら、0歳の赤ちゃんは英語を勉強として学ぶのではなく、親の声や絵本の時間を通して、英語の音に自然にふれていけるからです。
0歳児に英語絵本が早過ぎない理由は、次の3つです。
・英語の音に自然に慣れやすいから
・親子のふれあい時間になるから
・英語への抵抗感を減らしやすいから
ただし、0歳から英語を教え込む必要はありません。
英単語を覚えさせる必要もありません。発音を完璧にする必要もありません。毎日必ず読まなければいけないわけでもありません。
大切なのは、親子で無理なく楽しむことです。
まずは、短くて読みやすい英語絵本を1冊選びましょう。
そして、赤ちゃんの機嫌がよい時間に、数分だけ読んでみてください。
それだけでも、0歳の赤ちゃんにとっては、英語と出会う大切な第一歩になります。


コメント