英検4級は中学一年でも合格できる?

おうち英語

英検4級は、中学一年でも十分に合格を狙えます。

英検4級は「中学中級程度」のレベルですが、出題される内容は基礎的な英語が中心。

英検公式でも、4級は5級の次に目指す級で、一次試験はリーディングとリスニング、さらに録音形式のスピーキングテストがあると説明されています。

なお、4級のスピーキングテストは級認定には影響しません。

本記事では、次のような悩みに答えます。

・中学一年で英検4級は早すぎる?
・何から勉強すればいい?
・部活や学校の宿題があっても間に合う?
・効率よく合格するにはどうすればいい?

結論から言うと、英検4級は「単語・文法・リスニング・過去問」の順番で進めればOKです。

英検4級は中学一年でも合格を狙える

英検4級は、中学一年でも合格を狙える試験です。

合格に必要な力は「難しい英語を使う力」ではなく、「基本の英語を正しく読む・聞く力」。

英検4級では、日常的な話題について、短い英文の内容を理解する力が問われます。つまり、英語の土台ができていれば、中学一年でも十分に戦えます。

ただ、学校の授業だけで自然に受かるとは限りません。

英検4級は中学二年レベルの内容も含むため、少し先取りが必要になってきます。

目安としては、次の状態なら合格を狙いやすいです。

・be動詞と一般動詞の違いがわかる
・現在形、過去形、未来表現が少しわかる
・短い英文なら読める
・英語の音声にある程度慣れている

つまり、「中学一年だから無理」ではありません。「中一のうちに中二前半の内容まで軽く触れる」ことが大切です。

英検4級でまず大事なのは単語です

英検4級対策で最初にやるべきことは、単語です。

なぜなら、単語がわからないと、文法も長文もリスニングも止まってしまうからです。

たとえば、英文の形がわかっていても、important、usually、library、arrive などの意味がわからなければ、内容をつかめません。

ただし、単語帳を最初から完璧に覚える必要はありません。

中学一年の英検4級対策では、まず「見たら意味がわかる単語」を増やすことが大切です。

おすすめの進め方は、次の通りです。

手順①:英検4級用の単語帳を1冊用意する
手順②:1日20〜30語だけ見る
手順③:日本語の意味を1つだけ覚える
手順④:翌日に前日の単語を軽く復習する
手順⑤:完璧にせず、3周する

ポイントは、1回で覚えようとしないことです。単語は「何度も見る」ほうが楽に覚えられます。

文法は中一内容+少し先取りでOKです

英検4級の文法は、中一内容に少し先取りを足せば対応できます。

英検4級では中学中級程度の文法が出ますが、超難問が出るわけではありませn。

基本のルールを押さえれば、かなり解けるようになります。

特に優先したい文法は、次の通りです。

・be動詞
・一般動詞
・三単現のs
・過去形
・未来表現
・助動詞 can / must / should
・比較表現
・不定詞
・動名詞

この中で、中学一年が特に苦戦しやすいのは、過去形・未来表現・不定詞です。

たとえば、I want to play tennis. のような文で、to play が「すること」という意味になる感覚をつかめると、英文がかなり読みやすくなります。

文法は深くやりすぎなくて大丈夫です。英検4級では、まず「問題を見て選べるレベル」を目指しましょう。

リスニングは毎日10分で伸びます

英検4級で点を取りやすいのは、リスニングです。

リスニングは難しい文法知識よりも、英語の音に慣れているかが大きいでしょう。

中学一年でも、毎日少しずつ聞けば点数を伸ばしやすい分野です。

おすすめは、1日10分だけ英語を聞くことです。

手順①:英検4級のリスニング音声を聞く
手順②:問題を解く
手順③:答え合わせをする
手順④:スクリプトを見ながらもう一度聞く
手順⑤:余裕があれば音読する

大切なのは、聞き流しだけで終わらせないことです。

たとえば、聞き取れなかった問題は「単語を知らなかった」のか、「音がつながって聞こえなかった」のかを確認します。これだけで、次に同じような問題が出たときに聞き取りやすくなります。

リスニングは才能ではありません。慣れです。

過去問は最後ではなく早めに見る

英検4級の過去問は、勉強の最後ではなく早めに見るのがおすすめです。

なぜなら、過去問を見ることで「何を勉強すればいいか」がはっきりするからです。何も知らないまま単語帳や文法書を進めると、どこが重要なのかわかりにくくなります。

おすすめの流れは、次の通りです。

手順①:まず過去問を1回分見る
手順②:解けなくても気にせず解く
手順③:苦手な問題を確認する
手順④:単語・文法・リスニングに戻る
手順⑤:2週間後にもう一度過去問を解く

最初の点数が低くても問題ありません。

たとえば、最初に半分しか解けなくても、そこから弱点をつぶせば点数は上がります。過去問は「実力判定」ではなく、「勉強する場所を見つける道具」と考えましょう。

英検公式サイトでも4級の過去問が公開されています。試験形式を知るためにも、一度確認しておくと安心です。

中学一年の英検4級対策は教材を増やしすぎない

中学一年の英検4級対策では、教材を増やしすぎないことが大切です。

なぜなら、教材が多いほど「何をやればいいのか」がわからなくなるからです。

英検対策で失敗しやすい子は、参考書をたくさん買って、どれも中途半端になることが多いです。

必要な教材は、基本的に次の3つで十分です。

・英検4級の単語帳
・英検4級の総合問題集
・英検4級の過去問

これ以上増やすより、同じ教材をくり返すほうが効果的です。

たとえば、問題集を1冊だけ選び、間違えた問題に印をつけます。そして、2周目は印のついた問題だけ解き直します。これなら短時間で弱点を復習できます。

英検4級は、難しい教材をたくさんこなす試験ではありません。基本教材を1冊ずつ使い切ることが、最短ルートです。

部活や宿題があるなら1日30分で十分です

部活や学校の宿題がある中学一年なら、英検4級対策は1日30分で十分です。

なぜなら、長時間の勉強よりも、短時間でも毎日続けるほうが効果が出やすいからです。特に英語は、間が空くと忘れやすい教科です。

おすすめの30分メニューは、次の通りです。

・単語:10分
・文法または長文:10分
・リスニング:10分

これだけで、英検4級に必要な力をバランスよく伸ばせます。

さらに忙しい日は、単語10分だけでもOKです。大切なのは、ゼロの日を減らすことです。

たとえば、平日は30分、休日は過去問を1回分という形にすると、無理なく進められます。完璧な計画を作るより、続けられる計画を作るほうが合格に近づきます。

合格までの勉強スケジュール

英検4級は、2〜3か月あれば合格を狙いやすいです。

単語・文法・リスニング・過去問を順番に回す時間さえ確保出来れば十分。

中学一年の場合、学校でまだ習っていない内容もあるため、少し余裕を持ったスケジュールがおすすめです。

具体的には、次の流れです。

手順①:1〜2週目
単語を毎日見る。過去問を1回見て、試験の形を知る。

手順②:3〜5週目
文法を進める。過去形、未来表現、助動詞、不定詞を重点的に学ぶ。

手順③:6〜8週目
問題集を解く。間違えた問題を復習する。

手順④:9週目以降
過去問を解く。リスニング音声をくり返し聞く。

この流れなら、何をすればいいか迷いにくくなります。

ポイントは、最後の2週間を過去問演習に使うことです。本番形式に慣れておくと、当日の焦りを減らせます。

英検4級に落ちる子の共通点

英検4級に落ちる子には、いくつか共通点があります。

結論から言うと、「勉強していない」のではなく、「やり方がずれている」ことが多いです。

よくある失敗は、次の通りです。

・単語を後回しにする
・文法を完璧にしようとする
・リスニングを直前だけやる
・過去問を試験直前まで見ない
・教材を何冊も買って終わらない

特に多いのは、文法を完璧にしようとして止まるパターンです。

英検4級では、文法を説明できることより、問題で正しい答えを選べることが大切です。たとえば、不定詞の細かい分類を全部覚えなくても、want to do の形を見て意味がわかれば得点につながります。

合格を目指すなら、「完璧」より「合格点を取る」を優先しましょう。

英検4級に合格した後は3級を意識しよう

英検4級に合格したら、次は3級を意識しましょう。

英検3級は中学卒業程度の目安とされ、英語学習の大きな区切りになるからです。4級で基礎を固めておくと、3級の長文やライティングにも進みやすくなります。

ただし、4級合格後すぐに3級の過去問だけを解く必要はありません。まずは4級で弱かった部分を復習しましょう。

特に確認したいのは、次の3つ。

・単語があいまいではないか
・リスニングで聞き取れないパターンはないか
・過去形や未来表現を使えるか

ここを固めてから3級に進むと、つまずきにくくなります。

英検4級はゴールではありません。中学英語の土台を作るための通過点です。中学一年で4級に合格できれば、その後の学校英語でもかなり有利になります。

まとめ:英検4級は中学一年でも正しい順番で勉強すれば合格できる

英検4級は、中学一年でも十分に合格を狙えます。

理由は、英検4級が「基礎英語を読む・聞く力」を問う試験だからです。学校でまだ習っていない内容があっても、単語・文法・リスニング・過去問を順番に進めれば対応できます。

最後に、やるべきことをまとめます。

・まず英検4級の単語を覚える
・文法は中一内容+少し先取りする
・リスニングは毎日10分聞く
・過去問は早めに見る
・教材は増やしすぎない
・1日30分を続ける
・最後の2週間は過去問演習に使う

英検4級対策で大切なのは、長時間がんばることではありません。

少ない時間でも、正しい順番でくり返すことです。中学一年のうちに英検4級を取れれば、英語への自信もつきます。まずは今日、単語10分から始めてみましょう。

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