英語の絵本を初めて選ぶなら、Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? はかなりおすすめです。
なぜなら、この絵本は英語が苦手な親でも読みやすく、子どももまねしやすく、さらに色や動物の英語を自然に覚えやすいからです。
特に、次のような家庭には向いています。
- おうち英語を始めたばかり
- 親の英語力に自信がない
- 子どもがまだ長い英文を聞けない
- 英語絵本を買っても続かなかった経験がある
- まずは1冊、失敗しにくい定番を選びたい
Brown Bearは、Bill Martin Jr.が文を書き、Eric Carleが絵を担当した有名な英語絵本です。
色と動物を組み合わせながら、リズムのある英文がくり返される構成になっています。Google Booksでも「色を学ぶ導入に向いた、リズムのある物語」と紹介されています。
この記事では、英語の絵本にBrown Bearをおすすめする理由を三つにしぼって解説します。
Brown Bearは英語絵本の最初の1冊に向いている
結論から言うと、Brown Bearは「英語絵本の最初の1冊」として使いやすい絵本です。

なぜなら、文章がとてもシンプルで、同じ形の英文が何度も出てくるからです。
たとえば、基本の流れは次のような形です。
- Brown Bear, Brown Bear, what do you see?
- I see a red bird looking at me.
- Red Bird, Red Bird, what do you see?
このように、英語の文の形がほとんど変わりません。
そのため、親が英語を読むことに慣れていなくても、途中から読み方のパターンがつかめます。子どもも何度か聞いているうちに、「次も同じような言い方が来るな」と予想できるようになります。
英語絵本で大切なのは、難しい英語を読ませることではありません。まずは、子どもが「英語って音が楽しい」と感じることです。
Brown Bearは、その入口としてちょうどよい絵本です。
理由①:くり返しが多く、子どもがまねしやすい
Brown Bearをおすすめする一つ目の理由は、くり返しが多く、子どもがまねしやすいことです。
なぜなら、子どもは説明よりも、くり返しの中で言葉を覚えるからです。
日本語でも、子どもは最初から文法を勉強して話すわけではありません。
たとえば、
- いないいないばあ
- もう一回
- これなあに?
- あれ見て
こういった言葉を、何度も聞いて、何度も使いながら自然に覚えていきます。
英語も同じです。
Brown Bearでは、同じ質問文が何度も出てきます。
「What do you see?」という表現を、子どもは何度も聞くことになります。
すると、最初は意味がわからなくても、だんだんと、
- 何かを見る場面で使う言葉なんだ
- 次に動物が出てくるんだ
- 同じリズムで言えばいいんだ
と感覚でわかってきます。
これは、英語学習というより「英語の音遊び」に近いです。
親が完璧な発音で読む必要はありません。大切なのは、同じ絵本を楽しくくり返すことです。
くり返し絵本は親の負担も少ない
Brown Bearの良いところは、子どもだけでなく、親にもやさしいことです。
なぜなら、毎ページの英文パターンが似ているため、読む側の負担が少ないからです。
英語絵本を買っても続かない理由の一つは、親が疲れてしまうことです。
たとえば、次のような絵本は初心者には少し大変です。
- 文章が長い
- 知らない単語が多い
- ページごとに英文の形が変わる
- 発音に迷う単語が多い
- ストーリー説明が必要になる
もちろん、そういう絵本にも良さはあります。
しかし、おうち英語を始めたばかりの家庭では、まず「続けられること」の方が大切です。
Brown Bearなら、最初に数ページ読めば、あとは同じリズムで進められます。
親が読みやすい絵本は、家庭に残りやすいです。
そして、家庭に残る絵本ほど、子どもの耳に英語が届く回数も増えます。
理由②:色と動物を自然に覚えやすい
Brown Bearをおすすめする二つ目の理由は、色と動物の英語を自然に覚えやすいことです。
なぜなら、この絵本では「色+動物」の組み合わせが何度も出てくるからです。
たとえば、次のような表現です。
- brown bear
- red bird
- yellow duck
- blue horse
- green frog
- purple cat
- white dog
- black sheep
- goldfish
このように、子どもが身近に感じやすい動物と、色の英語がセットで出てきます。
単語帳のように、
- brown=茶色
- bear=くま
- red=赤
- bird=鳥
と覚えるよりも、絵を見ながら「brown bear」と聞く方が、子どもにはわかりやすいです。
なぜなら、絵・音・意味が同時につながるからです。
特に幼児の場合、「英単語を日本語に訳して覚える」よりも、「絵を見て英語の音を聞く」方が自然です。
Brown Bearは、英語の勉強というより、絵本を楽しみながら色と動物にふれる作りになっています。
英語が苦手な親でも声かけしやすい
Brown Bearは、読み聞かせのあとに簡単な英語の声かけをしやすい絵本です。
なぜなら、出てくる単語が色と動物中心だからです。
たとえば、読み終わったあとに、次のような声かけができます。
- What color?
- Brown bear!
- Red bird!
- Where is the duck?
- Do you like cats?
- I see a dog!
全部を正しい英文で話そうとしなくても大丈夫です。
最初は、
- Brown!
- Bear!
- Red!
- Bird!
だけでも十分です。
大切なのは、絵本の中の英語を、親子のやりとりに少しだけ出すことです。
たとえば、子どもがくまの絵を指さしたら、親が「Bear!」と言う。赤い鳥を見つけたら「Red bird!」と言う。
これだけでも、英語が「絵本の中だけの言葉」ではなくなります。
Brown Bearは、英語が苦手な親でも無理なく声かけに使える点が大きなメリットです。
理由③:リズムがよく、読み聞かせを続けやすい
Brown Bearをおすすめする三つ目の理由は、リズムがよく、読み聞かせを続けやすいことです。
Brown Bearは文章そのものに音の流れがあり、読み聞かせに向いていま。
英語絵本には、内容が良くても読みづらいものがあります。
たとえば、
- 文章が説明的
- 音のリズムがつかみにくい
- 1ページの文字量が多い
- 子どもが途中で飽きやすい
こういった絵本は、英語に慣れていない家庭では続きにくいです。
一方でBrown Bearは、ページをめくるたびに同じようなリズムで進みます。
子どもは、内容を完全に理解していなくても、音の流れを楽しめます。
英語の読み聞かせでは、この「なんとなく楽しい」がとても大切です。
最初から意味を全部わからせようとすると、親も子どもも疲れます。
まずは、
- 英語の音を聞く
- 絵を見る
- まねする
- 親子で笑う
この流れができれば十分です。
Brown Bearは、その流れを作りやすい絵本です。
Brown Bearのおすすめの読み方
Brown Bearは、ただ読むだけでもよいですが、少し工夫するとさらに使いやすくなります。
なぜなら、子どもは参加できる読み聞かせの方が楽しめるからです。
おすすめの読み方は、次の手順です。
手順①:最初は日本語で説明しすぎない
最初は、日本語で細かく説明しすぎなくて大丈夫です。
なぜなら、子どもは絵を見れば、だいたいの流れを感じ取れるからです。
親が毎回、
「これは茶色いくまだよ」
「くまが赤い鳥を見ているんだよ」
と説明しすぎると、英語のリズムが止まってしまいます。
最初は、英語の音と絵をそのまま楽しませる意識で読みましょう。
手順②:子どもに動物を指さしてもらう
次に、子どもに動物を指さしてもらいましょう。
なぜなら、見る・聞く・動かすの三つが入ると、記憶に残りやすいからです。
たとえば、
- Where is the bear?
- Where is the bird?
- Where is the duck?
と聞いて、子どもが指をさせればOKです。
答えを英語で言えなくても問題ありません。
手順③:慣れたら一部だけ言わせる
何度か読んだら、子どもに一部だけ言わせてみましょう。
なぜなら、全部言わせようとすると負担になりますが、一語だけなら参加しやすいからです。
たとえば、親が、
「Brown Bear, Brown Bear, what do you see?」
と読んだあと、子どもに「Bear」だけ言ってもらう。
または、親が「Red」と言って、子どもが「Bird」と続ける。
このくらいで十分です。
英語絵本は、テストではありません。楽しく参加できれば成功です。
Brown Bearが向いている家庭
Brown Bearは、特におうち英語の初心者家庭に向いています。
なぜなら、難しい準備をしなくても始めやすいからです。
向いているのは、次のような家庭です。
- 0歳〜幼児期から英語にふれたい家庭
- 英語絵本を初めて買う家庭
- 親の英語力に自信がない家庭
- 短い時間で読み聞かせをしたい家庭
- 色や動物の英語から始めたい家庭
- 子どもに英語を好きになってほしい家庭
反対に、長いストーリーを楽しみたい子や、すでに英語絵本に慣れている子には、少し簡単に感じるかもしれません。
ただし、簡単な絵本には簡単な絵本の強みがあります。
何度も読めること。
子どもが自分でまねできること。親が疲れずに続けられること。

この三つは、おうち英語ではかなり大事です。
Brown Bearを使うときの注意点
Brown Bearを使うときの注意点は、無理に覚えさせようとしないことです。
なぜなら、英語絵本は「暗記教材」ではなく、親子で英語に親しむための道具だからです。
やりがちな失敗は、次の三つです。
- 「これは何色?」と毎回テストする
- 子どもが言えないと何度も言わせる
- 発音や正解にこだわりすぎる
これをやると、子どもにとって英語が楽しいものではなくなります。
Brown Bearは、勉強感を出さずに使う方が効果的です。
たとえば、1日1回だけ読む。寝る前に読む。朝の5分で読む。
このくらいで大丈夫です。
親ががんばりすぎないことも、続けるためには大切です。
まとめ:Brown Bearはおうち英語の入口にちょうどいい
Brown Bearは、英語絵本の最初の1冊としておすすめです。
理由は、次の三つです。
- くり返しが多く、子どもがまねしやすい
- 色と動物を自然に覚えやすい
- リズムがよく、読み聞かせを続けやすい
特に、おうち英語を始めたばかりの家庭では、「親が続けられるか」がとても大切です。
Brown Bearは、英文が短く、パターンもわかりやすく、親の負担が少ない絵本です。
子どもに英語を教え込むというより、親子で絵を見ながら、英語の音を楽しむ。
その入口として、Brown Bearはとても使いやすい一冊です。


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