おうち英語の語りかけは何から始める?

おうち英語

おうち英語の語りかけは、難しい英語を話す必要はありません。

最初は「毎日同じ場面で、同じ短い英語をくり返す」だけで十分です。

なぜなら、子どもは長い説明よりも、生活の中で何度も聞く言葉の方が覚えやすいからです。

たとえば、朝起きたら、

・Good morning.
・Did you sleep well?
・Let’s wash your face.

このような短い言葉を毎日使うだけでも、おうち英語の語りかけになります。

「英語で話しかけなきゃ」と考えると難しく感じます。ですが、実際は日本語の育児と同じです。

まずは、親が言いやすい言葉を選び、生活の中に少しずつ英語を混ぜていきましょう。

おうち英語の語りかけは完璧な英語でなくてOK

おうち英語の語りかけは、完璧な発音や文法でなくても問題ありません。

なぜなら、最初の目的は「英語を教えること」ではなく、「英語が生活の中にある状態を作ること」だからです。

もちろん、正しい英語に触れる機会は大切です。ですが、親が完璧を目指しすぎると、語りかけそのものが続かなくなります。

たとえば、

・Here you are.
・Thank you.
・Are you ready?
・Let’s go.

このような短い表現なら、英語が苦手な親でも使いやすいです。

大切なのは、難しい文章を作ることではありません。

・短く言う
・同じ場面で使う
・親が無理なく続ける

この3つを意識すれば十分です。

おうち英語は、親の英語力を見せる場ではありません。子どもが英語を自然に聞く機会を増やすための習慣です。

まずは生活の決まった場面だけ英語にする

おうち英語の語りかけは、生活の一部だけ英語にするのがおすすめです。

なぜなら、いきなり一日中英語で話そうとすると、親も子どもも疲れてしまうからです。

最初は、次のような場面から始めると続けやすいです。

・朝起きたとき
・ご飯の前
・着替えのとき
・お風呂の前
・寝る前

たとえば、ご飯の前なら、

・Are you hungry?
・Let’s eat.
・It’s yummy.
・More?
・All done?

このくらいで十分です。

ポイントは、場面を増やしすぎないことです。

手順①:まず1つの場面を決める
手順②:使う英語を3〜5個だけ決める
手順③:毎日同じ言葉をくり返す
手順④:慣れたら別の場面を追加する

この流れで進めると、語りかけが負担になりません。

最初からたくさん覚えるより、「朝だけ英語」「ご飯だけ英語」のように小さく始める方が成功しやすいです。

子どもが反応しなくても失敗ではない

おうち英語で語りかけても、子どもがすぐに英語で返事をしないことはよくあります。

反応がなくても失敗ではありません。

なぜなら、子どもは話す前に、まずたくさん聞いているからです。

日本語でも同じです。赤ちゃんは、最初から「おはよう」「ありがとう」と言えるわけではありません。何度も聞くうちに、少しずつ意味を理解していきます。

英語も同じです。

たとえば、親が毎日、

・Let’s go.
・Put on your shoes.
・Open the door.

と言っていると、子どもはある日突然、行動で反応することがあります。

英語を話さなくても、

・靴を履こうとする
・ドアの方へ行く
・うなずく
・同じ言葉をまねする

このような反応があれば、英語が少しずつ入っているサインです。

大切なのは、すぐに成果を求めないことです。

語りかけはテストではありません。親子の生活の中で、英語に触れる時間を増やす取り組みです。

おうち英語の語りかけで使いやすい基本フレーズ

おうち英語の語りかけは、よく使う基本フレーズを覚えるだけでかなり楽になります。

なぜなら、毎日の育児で使う言葉は、意外と同じものが多いからです。

まずは、次のような短い英語から使ってみましょう。

朝のフレーズ

・Good morning.
・Wake up.
・Did you sleep well?
・Let’s wash your face.

食事のフレーズ

・Let’s eat.
・Are you hungry?
・It’s good.
・Do you want more?
・All done?

お片付けのフレーズ

・Clean up, please.
・Put it here.
・Good job.
・Thank you.

寝る前のフレーズ

・It’s bedtime.
・Let’s read a book.
・Good night.
・I love you.

最初は、全部使わなくて大丈夫です。

親が言いやすいものを3つ選び、毎日使うだけで十分です。

英語の語りかけは、量よりも継続が大切です。少ないフレーズでも、毎日くり返せば子どもの耳に残りやすくなります。

語りかけを続けるコツは「親が頑張りすぎないこと」

おうち英語の語りかけを続けるコツは、親が頑張りすぎないことです。

なぜなら、親が無理をすると、英語が楽しいものではなく、負担になってしまうからです。

特に初心者の方は、次のような失敗をしがちです。

・毎日たくさん英語を話そうとする
・難しい英文を作ろうとする
・子どもに英語で答えさせようとする
・発音の悪さを気にしすぎる
・数日できなかっただけで落ち込む

ですが、おうち英語は長期戦です。

1日だけ頑張るより、1日1フレーズでも続ける方が効果的です。

たとえば、忙しい日は、

・Good morning.
・Let’s eat.
・Good night.

この3つだけでも構いません。

できる日だけ少し増やせばOKです。

親が疲れている日まで無理に英語を使う必要はありません。日本語で楽しく過ごす日があっても大丈夫です。

大切なのは、「英語をやらなきゃ」ではなく、「少し英語を混ぜてみよう」という感覚です。

英語の語りかけと動画・絵本を組み合わせる

おうち英語の語りかけは、動画や絵本と組み合わせると効果的です。

親の語りかけだけでは不足しやすい発音や表現を、自然な英語音声で補えるからです。

たとえば、親が寝る前に、

・Let’s read a book.
・What’s this?
・It’s a dog.
・Turn the page.

と語りかけるだけでも、絵本の時間が英語の時間になります。

また、英語動画を見る前に、

・Let’s watch English.
・Sit down, please.
・Are you ready?

と声をかけると、動画視聴も語りかけの一部になります。

おすすめの流れは次の通りです。

手順①:英語絵本や動画を1つ選ぶ
手順②:始める前に短い英語で声をかける
手順③:見ている途中で簡単に反応する
手順④:終わったら日本語でも感想を聞く

英語だけにこだわる必要はありません。

子どもが内容を楽しめていることが大切です。英語絵本や動画は、親の語りかけを助ける道具として使いましょう。

日本語を禁止する必要はない

おうち英語の語りかけでは、日本語を禁止する必要はありません。

結論から言うと、日本語と英語をうまく使い分ければOKです。

なぜなら、子どもにとって一番大切なのは、親とのやり取りが楽しいことだからです。

たとえば、子どもが英語の意味をわからず困っているときに、無理に英語だけで押し切る必要はありません。

「Let’s clean up. お片付けしようね」

このように、日本語を添えても大丈夫です。

むしろ、最初のうちは日本語の助けがある方が、子どもは安心して英語に触れられます。

おすすめは、次の使い方です。

・短い英語を先に言う
・必要なら日本語で補足する
・慣れてきたら英語だけにする

たとえば、

・Put on your shoes. 靴を履こうね。
・Wash your hands. 手を洗おうね。
・Time to sleep. もう寝る時間だよ。

このように使えば、親も子どもも無理なく続けられます。

英語だけで育てる必要はありません。日本語を土台にしながら、英語に触れる時間を増やしていきましょう。

おうち英語の語りかけでやりがちなNG行動

おうち英語の語りかけでは、避けた方がよい行動もあります。

結論から言うと、「子どもに無理に言わせること」は避けましょう。

なぜなら、英語が楽しいものではなく、プレッシャーになってしまうからです。

特に注意したいNG行動は次の通りです。

・英語で答えるまで待ち続ける
・間違いをすぐに直す
・発音を何度も言い直させる
・他の子と比べる
・できない日を責める

たとえば、子どもが「アップル」と言ったときに、すぐ「違う、appleでしょ」と直すと、子どもは話すのが嫌になることがあります。

この場合は、

「Yes, apple!」

と自然に正しい形で返すだけで十分です。

おうち英語では、正解させることより、英語を使ってみたくなる空気を作ることが大切です。

子どもがまねしたら褒める。反応したら喜ぶ。話さなくても焦らない。

この姿勢が、長く続くおうち英語につながります。

まとめ:おうち英語の語りかけは短く・同じ場面で・毎日少しが正解

おうち英語の語りかけは、難しく考えなくて大丈夫です。

結論としては、短い英語を、同じ場面で、毎日少しずつ使うのが一番続きやすい方法です。

なぜなら、子どもは特別な勉強時間よりも、生活の中でくり返し聞く言葉から自然に慣れていくからです。

まずは、次の流れで始めてみましょう。

手順①:使う場面を1つ決める
手順②:短いフレーズを3つ選ぶ
手順③:毎日同じ場面で使う
手順④:子どもの反応を焦らず待つ
手順⑤:慣れたら少しずつ場面を増やす

最初から完璧を目指す必要はありません。

「Good morning.」
「Let’s eat.」
「Good night.」

この3つだけでも、おうち英語の第一歩になります。

親が無理なく続けられる形にすることが、いちばん大切です。英語を特別な勉強にするのではなく、親子の毎日の会話に少しずつ混ぜていきましょう。

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