中学生や高校生が英検を受ける場合、大抵は通学している学校で受験できると思います。
二十年以上も前ですが、私もそうでしたし。
しかし、小学生で受けたい、という場合はどうでしょうか?
小学生が英検を受ける場所は、主に「本会場」「準会場」「一般受験者を受け入れている準会場」の3つになります。
結論から言うと、迷ったらまずは次の順番で確認するのがおすすめです。
- 手順①:通っている学校で英検を実施しているか確認する
- 手順②:通っている塾や英会話教室で受けられるか確認する
- 手順③:近くの一般受験者受け入れ準会場を探す
- 手順④:見つからなければ個人申込で本会場を選ぶ
なぜなら、小学生の場合は「家から近い」「知っている場所で受けられる」「保護者が動きやすい」ことが大切だからです。
この記事では、「英検を受験したいけど小学生はどこで受ければいいの?」と迷っている保護者向けに、受験場所の違いと選び方をわかりやすく解説します。
小学生が英検を受ける場所は大きく3つ
小学生が英検を受ける場所は、大きく分けると3つあります。
- 本会場
- 準会場
- 一般受験者受け入れ準会場
本会場は、英検協会が設置する公開会場です。個人で申し込む場合は、この本会場で受けることが多くなります。
準会場は、学校や塾などの団体が設置する会場です。
英検公式サイトでも、準会場は「協会が準会場として認めた団体が設置する試験会場」と説明されています。
準会場では、団体申込をして、その団体が用意した会場で受験します。
つまり、小学生の場合は「学校」「塾」「本会場」のどこで受けるかを考えれば大丈夫です。
まずは学校で受けられるか確認する
小学生が英検を受けるなら、まずは学校で受けられるか確認しましょう。
なぜなら、学校が準会場になっている場合、子どもにとって一番負担が少ないからです。
普段通っている場所で受けられるため、緊張しにくいメリットがあります。

確認する時は、担任の先生や学校の英検担当の先生に、次のように聞くとスムーズです。
- 学校で英検を実施していますか?
- 小学生も受験できますか?
- 何級から受けられますか?
- 申込期限はいつですか?
- 検定料はどのように支払いますか?
ただし、すべての小学校が英検を実施しているわけではありません。実施していない場合は、塾や本会場での受験を検討しましょう。
塾や英会話教室で受ける方法もある
学校で受けられない場合は、通っている塾や英会話教室で受けられるか確認しましょう。
結論として、すでに塾や英会話教室に通っているなら、そこが一番ラクな受験場所になることがあります。
なぜなら、子どもが場所に慣れているからです。知らない会場に行くよりも、普段レッスンを受けている教室のほうが安心して受けやすいです。
具体的には、次のような教室が準会場になっていることがあります。
- 英会話教室
- 学習塾
- 個別指導塾
- 英検対策をしている教室
ただし、注意点もあります。
準会場は、基本的にその団体から申し込む形になります。受験できる級や日程は団体によって違うため、必ず教室に直接確認しましょう。
近くの一般受験者受け入れ準会場を探す
学校や塾で受けられない場合は、一般受験者を受け入れている準会場を探す方法があります。
これは、外部の小学生でも受け入れてくれる塾や団体で受験する方法です。
「本会場は遠いけれど、近くの塾なら行けそう」という家庭に向いています。
なぜなら、本会場よりも自宅から近い場所が見つかる可能性があるからです。
特に小学生の場合、移動時間が長いとそれだけで疲れてしまいます。
英検公式サイトでは、近くに一般受験者受け入れ団体がない場合、英検協会に問い合わせると、次回以降に該当エリアの準会場団体へ協力案内をする場合があるとされています。
ただし、受け入れを約束するものではありません。
見つからない場合は、無理に探し続けず、本会場受験に切り替えるのも現実的です。
個人申込なら本会場で受ける
個人で英検に申し込む場合は、本会場で受けるのが基本です。
本会場は、英検協会が設置する公開会場です。全級を受験できます。
公式サイトでも、本会場は全級受験可能と案内されています。
ただし、注意点があります。
本会場では、細かい試験会場を自分で指定することはできません。
申込時に希望受験地を選び、その希望受験地をもとに英検協会が会場を決定します。試験会場は受験票で通知されます。
つまり、「〇〇小学校で受けたい」「駅前の会場がいい」といった指定はできません。
そのため、本会場を選ぶ時は、次の点を確認しておきましょう。
- 希望受験地まで行けるか
- 保護者が送迎できるか
- 試験当日の移動時間は長すぎないか
- 子どもが初めての場所でも落ち着けそうか
小学生におすすめなのは準会場受験
小学生におすすめなのは、基本的には準会場受験です。
理由は、子どもの負担が少ないからです。
特に英検5級・4級・3級あたりを初めて受ける小学生の場合、試験内容だけでなく、会場の雰囲気にも緊張します。
準会場なら、次のようなメリットがあります。
- 学校や塾など慣れた場所で受けやすい
- 移動時間を短くしやすい
- 知っている先生がいる場合がある
- 保護者の送迎負担が軽くなりやすい
- 初めての英検でも不安を減らしやすい
ただし、準会場では受けられる級に制限があります。公式情報では、準会場は2級から5級までの受験とされています。1級・準1級は本会場での受験が必要です。
小学生の多くは5級・4級・3級から始めるため、準会場で問題ないケースが多いです。
本会場が向いている小学生もいる
小学生でも、本会場が向いているケースはあります。
次のような場合は本会場を選んでもよいです。
- 学校や塾で英検を実施していない
- 近くに受け入れ準会場がない
- 準1級や1級を受けたい
- 日程の都合で本会場のほうが合う
- 兄弟や保護者が会場まで付き添える

本会場は英検協会が設置する公開会場で、全級に対応しているからです。
ただし、小学生が本会場で受ける場合は、事前準備が大切です。
たとえば、試験当日に初めて行く場所だと、子どもが不安になることがあります。
可能であれば、事前に会場までのルートを確認しておきましょう。
また、受験票、筆記用具、本人確認に必要なものなども、前日までに保護者が一緒に確認しておくと安心です。
英検S-CBTは小学生にも選択肢になる?
英検S-CBTも選択肢になりますが、小学生には向き不向きがあります。
英検S-CBTは、全国47都道府県のテストセンターで、コンピューターを使って受験する形式です。
英検公式サイトでは、従来型の英検と同等の資格・スコアを取得できると説明されています。
実施級は、準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級です。
結論として、小学生低学年やパソコン操作に慣れていない子には、まず従来型の英検がおすすめです。
なぜなら、英語力以外に「パソコン操作」「画面で問題を読む力」「マイクを使う緊張感」が加わるからです。
一方で、次のような子には向いています。
- パソコン操作に慣れている
- 3級以上を受ける
- 従来型の日程が合わない
- 受験機会を増やしたい
- 会場のテストセンターまで行きやすい
小学生の場合は、英語力だけでなく、受験形式との相性も見て選びましょう。
小学生の英検会場選びで見るべきポイント
小学生の英検会場選びでは、合格しやすさだけでなく、当日の受けやすさも大切です。
見るべきポイントは、次の5つです。
- 自宅から近いか
- 子どもが知っている場所か
- 保護者が送迎しやすいか
- 試験時間に無理がないか
- 受けたい級に対応しているか
特に大切なのは、自宅からの距離です。
なぜなら、小学生は移動だけでも疲れやすいからです。試験前に長時間移動すると、集中力が落ちることがあります。
たとえば、5級を初めて受けるなら、遠い本会場よりも近くの準会場のほうが向いている場合があります。
逆に、準1級や1級を受けるような小学生なら、本会場を選ぶ必要があります。
つまり、会場選びは「便利さ」と「受けたい級」のバランスで決めるのが大切です。
英検を受ける場所の決め方
英検を受ける場所で迷ったら、次の流れで決めましょう。
手順①:学校に確認する
まず、学校で英検を実施しているか確認します。実施していれば、最も負担が少ない可能性があります。
手順②:塾や英会話教室に確認する
通っている教室がある場合は、準会場になっているか聞きましょう。
手順③:一般受験者受け入れ準会場を探す
学校や塾で受けられない場合は、外部受験できる準会場を探します。
手順④:個人申込で本会場を選ぶ
近くに準会場がない場合は、個人申込で本会場を選びます。
手順⑤:必要なら英検S-CBTも検討する
3級以上で、パソコン操作に慣れている子なら、S-CBTも候補になります。
この順番で探すと、ムダなく受験場所を決められます。
まとめ:小学生の英検は「近くて安心できる場所」で受けよう
小学生が英検を受ける場所は、主に「本会場」「準会場」「一般受験者受け入れ準会場」です。
結論として、初めて英検を受ける小学生には、学校や塾などの準会場がおすすめです。
なぜなら、慣れた場所で受けられるほうが、子どもの不安を減らしやすいからです。
ただし、学校や塾で受けられない場合は、本会場での個人申込でも問題ありません。本会場は全級に対応していますが、試験会場そのものは英検協会が指定します。
迷った時は、次の順番で確認しましょう。
- 学校で受けられるか
- 塾や英会話教室で受けられるか
- 一般受験者受け入れ準会場があるか
- 個人申込で本会場を選ぶか
- 3級以上ならS-CBTも検討するか
英検は、受験場所選びで子どもの負担が大きく変わります。
まずは「近い」「安心できる」「受けたい級に対応している」の3つを基準に選びましょう。


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