ORTはオンライン英会話と相性がいい? 効果的な使い方3選

おうち英語

ORTは、オンライン英会話とかなり相性がいい教材です。

ORTは「読む力」と「話す力」をつなげやすい英語絵本だからです。

ORTとは、Oxford Reading Treeの略です。

オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)とは?
オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)の情報についてまとめています。

イギリスの小学校でも使われる英語絵本シリーズとして知られています。短い英文、くり返し表現、日常に近いストーリーが多いので、おうち英語でも使いやすい教材です。

ただし、ORTをただ読ませるだけでは、オンライン英会話の効果は半分くらいになってしまいます。

大事なのは、次の3つです。

・レッスン前に親子で軽く読んでおく
・レッスン中に先生と音読・質問練習をする
・レッスン後に同じ本で復習する

この流れを作ると、ORTは「読むだけの教材」ではなく、「話すための教材」になります。

この記事では、ORTとオンライン英会話の相性がいい理由と、効果的な使い方3選をわかりやすく解説します。

ORTはオンライン英会話と相性がいいです

結論から言うと、ORTはオンライン英会話と相性がいい、と私か考えています。

ORTにはオンライン英会話で使いやすい要素がそろっており、次のような特徴があります。

・英文が短い
・同じ表現が何度も出てくる
・絵を見るだけで話の流れがわかる
・日常生活に近い場面が多い
・子どもが先生に説明しやすい

オンライン英会話では、子どもがいきなり自由に英語を話すのは難しいです。

しかし、ORTのように絵とストーリーがある教材なら、話す内容に困りにくくなります。

たとえば、先生が「What can you see?」と聞けば、子どもは絵を見ながら「I can see a dog.」と答えられます。

つまり、ORTは英語を話すための“きっかけ”を作りやすい教材です。

オンライン英会話で沈黙が増えてしまう子にも、ORTは使いやすいです。

ORTを使うとオンライン英会話で話しやすくなる理由

ORTを使うと、オンライン英会話で子どもが話しやすくなります。

レッスン中に「何を話せばいいかわからない」という状態を減らせます。

オンライン英会話でよくある悩みは、次のようなものです。

・子どもが黙ってしまう
・先生の質問に答えられない
・毎回あいさつだけで終わる
・フリートークが続かない
・教材が難しくて親もサポートしづらい

このような場合、ORTがあると会話の土台になります。

たとえば、1冊の絵本を使えば、先生は絵を見ながら質問できます。

・Who is this?
・What is he doing?
・Is Kipper happy?
・What happened next?

子どもも、完全な自由会話より答えやすくなります。

英語を話す力は、いきなり伸びるものではありません。

まずは、見えるものを英語で言う。次に、登場人物の行動を説明する。そして、少しずつ自分の感想を言う。

ORTは、この段階練習に向いています。

ORTとオンライン英会話を組み合わせるメリット

ORTとオンライン英会話を組み合わせるメリットは、英語学習が「読むだけ」で終わらないことです。

読んだ内容を先生との会話で使えます。

ORTを家庭だけで読む場合、どうしても音読や読み聞かせ中心になりがちです。

もちろん、それだけでも意味はあります。

しかし、オンライン英会話と組み合わせると、次の練習ができます。

・読んだ英文を声に出す
・先生の質問に答える
・絵を見て説明する
・登場人物の気持ちを考える
・自分ならどうするかを話す

たとえば、ORTで犬が走っている場面があれば、先生は「What is the dog doing?」と聞けます。

子どもは「The dog is running.」と答えられます。

これは単なる音読ではなく、英語を使った会話です。

つまり、ORTをオンライン英会話に使うと、読む力・聞く力・話す力をまとめて育てやすくなります。

少ない労力で効果を出したい家庭には、とても効率のよい使い方です。

効果的な使い方①:レッスン前に親子で1回だけ読んでおく

ORTをオンライン英会話で使うなら、レッスン前に親子で1回だけ読んでおきましょう。

なぜなら、事前に内容を知っているだけで、レッスン中の不安がかなり減るからです。

手順はシンプルです。

手順①:レッスンで使うORTを1冊選ぶ
手順②:親が絵を見ながら軽く読み聞かせる
手順③:子どもが読める部分だけ声に出す
手順④:わからない単語を1〜3個だけ確認する

ここで大事なのは、完璧に予習しないことです。

全部の単語を覚えさせる必要はありません。日本語訳を細かく教える必要もありません。

目的は、子どもに「この話、なんとなく知っている」と思わせることです。

これだけで、オンライン英会話のハードルは下がります。

たとえば、初めて見る英語絵本を先生と読むより、1回見たことがある絵本の方が安心できます。

特に英語に自信がない子は、知らない教材だと固まりやすいです。

レッスン前の予習は、5分で十分です。

効果的な使い方②:レッスン中は音読より質問練習を多めにする

ORTをレッスンで使う時は、音読だけで終わらせないことが大切です。

オンライン英会話の強みは「先生とやり取りできること」。

もちろん、音読も大事です。

しかし、レッスン時間のすべてを音読に使うと、家庭学習との差が小さくなります。

おすすめは、次の流れです。

手順①:先生に1ページ読んでもらう
手順②:子どもがまねして読む
手順③:先生が絵について質問する
手順④:子どもが短い英語で答える
手順⑤:最後に好きなページを1つ選んで説明する

質問は、簡単なものでOKです。

たとえば、次のような質問です。

・Who is this?
・What color is it?
・What can you see?
・Is he happy?
・Do you like this page?

最初は単語だけの返事でも問題ありません。

「dog」「happy」「yes」だけでも、会話の第一歩です。

慣れてきたら、「It is a dog.」「He is happy.」のように文で答えればOKです。

効果的な使い方③:レッスン後に同じ本をもう1回読む

ORTを使ったオンライン英会話の効果を高めるなら、レッスン後に同じ本をもう1回読みましょう。

なぜなら、レッスン後は英語が記憶に残りやすいタイミングだからです。

子どもは、先生と読んだ本をもう一度見ると、

「この単語、さっき言った」
「このページ、先生に聞かれた」
「ここ読めた」

という感覚を持ちやすくなります。

この小さな成功体験が大事です。

復習の手順は、次の通りです。

手順①:レッスンで使ったORTを開く
手順②:子どもが覚えているページだけ読む
手順③:先生に聞かれた質問を1つだけ再現する
手順④:最後に「読めたね」と終える

復習は長くやらなくて大丈夫です。

3分でも効果があります。

大事なのは、レッスンを受けっぱなしにしないことです。

オンライン英会話は、受けるだけだと忘れやすいです。

でも、ORTで復習すると、レッスン内容が家庭学習につながります。

これが、少ない労力で成果を出すコツです。

ORTをオンライン英会話で使う時の注意点

ORTをオンライン英会話で使う時は、子どもに無理をさせないことが大切です。

なぜなら、英語絵本は楽しく続けてこそ効果が出るからです。

特に注意したいのは、次の3つです。

・難しすぎるレベルを選ばない
・全部読ませようとしない
・間違いを細かく直しすぎない

ORTにはレベルがあります。

子どもの英語力より少し簡単なくらいの本を選ぶ方が、オンライン英会話では使いやすいです。

なぜなら、難しい本を選ぶと、読むだけで精一杯になるからです。

会話まで進めるには、少し余裕が必要です。

また、発音や文法の間違いを毎回止めるのも避けた方がいいです。

たとえば、子どもが「Dog running.」と言った場合でも、最初は十分です。

先生が「Yes, the dog is running.」と自然に言い直してくれれば、それで学習になります。

完璧さより、英語で反応できたことを重視しましょう。

ORTが向いている家庭・向いていない家庭

ORTは、多くのおうち英語家庭に向いています。

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特に向いているのは、次のような家庭です。

・英語絵本を使ってみたい
・オンライン英会話で子どもが黙りがち
・フリートークが続かない
・親が英語を教えるのに自信がない
・短時間で効率よく復習したい

ORTは、絵を見れば内容を想像しやすいです。

そのため、親が英語を完璧に説明できなくても使いやすいです。

一方で、ORTがあまり向いていない場合もあります。

たとえば、すでに長い英文を読める子には、初期レベルのORTは簡単すぎるかもしれません。

また、物語にあまり興味がない子は、図鑑系やゲーム要素のある教材の方が合うこともあります。

大事なのは、ORTにこだわりすぎないことです。

子どもが楽しめるならORTは強い教材です。

でも、嫌がるなら無理に続ける必要はありません。

ORTを使うなら「予習5分・レッスン25分・復習3分」でOK

ORTとオンライン英会話を組み合わせるなら、長時間やる必要はありません。

なぜなら、英語学習は「長く頑張る」より「続けられる形にする」方が大切だからです。

おすすめは、次の流れです。

・予習:5分
・オンライン英会話:25分
・復習:3分

合計しても30分少しです。

これなら、共働き家庭や忙しい家庭でも続けやすいです。

特に大事なのは、親の負担を増やしすぎないことです。

おうち英語は、親が頑張りすぎると続きません。

ORTを使う場合も、毎回しっかり準備する必要はありません。

「今日はこの1冊を軽く見る」くらいで十分です。

そして、レッスン後に1ページだけでも読み返せばOKです。

完璧な学習計画より、続く仕組みを作りましょう。

その方が、結果的に子どもの英語力は伸びやすくなります。

まとめ:ORTはオンライン英会話の効果を高めやすい教材です

ORTは、オンライン英会話と相性がいい教材です。

絵・短い英文・くり返し表現があり、子どもが英語で話すきっかけを作りやすいと思います。

効果的な使い方は、次の3つです。

・レッスン前に親子で1回だけ読んでおく
・レッスン中は音読だけでなく質問練習をする
・レッスン後に同じ本をもう1回読む

この3つを意識するだけで、ORTは「読む教材」から「話す教材」に変わります。

オンライン英会話で子どもが黙ってしまう場合でも、ORTがあると会話の土台を作りやすいです。

ただし、難しすぎる本を選んだり、完璧に読ませようとしたりすると逆効果です。

最初は、簡単な本で大丈夫です。

1冊をしっかり使い回す方が、効率よく英語が身につきます。

ORTとオンライン英会話を組み合わせるなら、まずは「予習5分・レッスン・復習3分」から始めてみましょう。

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