ピクチャーディクショナリーを選ぶなら、まずは子どもの年齢と英語レベルに合った1冊を選ぶことが大切です。
なぜなら、ピクチャーディクショナリーは「英単語を覚える本」というより、絵を見ながら英語に親しむための本だからです。
最初から難しいものを選ぶと、子どもはすぐに飽きます。逆に、生活に近い単語が多い本を選べば、親子で会話しながら自然に英語に触れられます。
この記事では、初心者の親御さん向けに、
- ピクチャーディクショナリーの選び方
- おすすめ5冊
- 効果的な使い方
- やってはいけない使い方
をわかりやすく解説します。
- ピクチャーディクショナリーとは?絵で英単語を覚える子ども向け辞典です
- ピクチャーディクショナリーがおすすめな理由
- ピクチャーディクショナリーの選び方
- おすすめ① Oxford Children’s Picture Dictionary for Learners of English
- おすすめ② Longman Children’s Picture Dictionary
- おすすめ③ ORT: My Oxford Reading Tree Dictionary
- おすすめ④ English for Everyone Junior English Dictionary
- おすすめ⑤ Oxford Children’s Colour Dictionary
- ピクチャーディクショナリーの効果的な使い方
- やってはいけない使い方
- 迷ったらどれを選べばいい?
- まとめ:ピクチャーディクショナリーはおうち英語の最初の1冊におすすめ
ピクチャーディクショナリーとは?絵で英単語を覚える子ども向け辞典です
ピクチャーディクショナリーとは、絵と英単語がセットになった子ども向けの英語辞典です。
なぜなら、子どもは文字だけよりも、絵や場面と一緒に覚えたほうが理解しやすいからです。
たとえば、ただ「apple」と書かれているよりも、赤いりんごの絵があったほうが意味をすぐにイメージできます。

ピクチャーディクショナリーには、次のような単語がよく載っています。
- 家の中のもの
- 食べ物
- 動物
- 学校
- 体の部位
- 色や形
- 乗り物
- 季節や天気
つまり、ピクチャーディクショナリーは「英語を勉強する本」というより、子どもの日常を英語に変える本です。
おうち英語を始めたばかりの家庭でも使いやすいので、最初の1冊としてかなり相性が良い教材です。
ピクチャーディクショナリーがおすすめな理由
ピクチャーディクショナリーがおすすめな理由は、親が英語を教え込まなくても、子どもが絵を見ながら英語に触れられるからです。
なぜなら、英語初心者の親にとって一番難しいのは、「何をどう教えればいいかわからないこと」だからです。
ピクチャーディクショナリーがあれば、親は難しい文法説明をする必要がありません。
たとえば、親子でページを開いて、
- “dog”と言って犬を指す
- “Where is the banana?”と聞く
- 子どもが絵を指差す
- 親が“Good!”と返す
これだけでも立派な英語時間になります。

特に小さい子どもは、机に座って勉強するより、絵を見て話すほうが続きやすいです。
つまり、ピクチャーディクショナリーは、英語学習のハードルを下げてくれる時短教材です。
ピクチャーディクショナリーの選び方
ピクチャーディクショナリーは、収録語数の多さだけで選ばないことが大切です。
単語が多すぎても、子どもが使いこなせなければ意味がないからです。
選ぶときは、次の3つを見ればOKです。
- 子どもの年齢に合っているか
- 絵が見やすいか
- 音声やCDがあるか
- 日常で使う単語が多いか
- 親が一緒に使いやすいか
特に初心者家庭では、音声つきのものがおすすめです。
親が発音に自信がなくても、音声を流せば正しい発音に触れられます。
また、子どもが小さいうちは、文字が多い本よりも、絵が大きくて見やすい本を選びましょう。
結論として、最初の1冊は「難しい辞典」ではなく、親子で毎日開きたくなる絵本に近いものを選ぶのがおすすめです。
おすすめ① Oxford Children’s Picture Dictionary for Learners of English
最初の1冊としておすすめしやすいのは、Oxford Children’s Picture Dictionary for Learners of Englishです。
子どもに身近なテーマが多く、初心者でも使いやすいからです。
Oxford University Press Japanの商品説明では、幼児から児童向けの絵辞典で、友だち・おうち・学校など、子どもに身近なトピックごとに800語以上の英単語を掲載しているとされています。
この本が向いているのは、次のような家庭です。
- おうち英語を始めたばかり
- まずは基本単語を増やしたい
- 親子で一緒に見たい
- 幼児から小学生まで長く使いたい
使い方は簡単です。
手順①:1日1ページだけ開く
手順②:親が絵を指して英単語を言う
手順③:子どもに「どこにある?」と聞く
手順④:正解したら褒める
ポイントは、最初から暗記させないことです。
「今日は動物のページだけ」「今日は食べ物だけ」と決めると、少ない労力で続けやすくなります。
おすすめ② Longman Children’s Picture Dictionary
歌やチャンツを使って楽しく覚えたいなら、Longman Children’s Picture Dictionaryがおすすめです。
理由は、単語をただ見るだけでなく、音やリズムと一緒に覚えやすいからです。
販売ページでは、子どもたちが日常で出会う身近な英単語を50場面に分類し、800語を収録していると紹介されています。
この本が向いているのは、次のような家庭です。
- 歌や音声を使いたい
- 子どもがじっと本を見るのが苦手
- 英語を遊び感覚で入れたい
- 親も一緒に声に出して使いたい
特に小さい子どもは、単語カードのように覚えるよりも、音のリズムで覚えるほうが合うことがあります。
たとえば、朝の支度中に音声を流すだけでもOKです。
完璧に聞き取れなくても問題ありません。
まずは「英語の音が家の中にある状態」を作ることが大切です。
おすすめ③ ORT: My Oxford Reading Tree Dictionary
ORTを使っている家庭なら、ORT: My Oxford Reading Tree Dictionaryがおすすめです。
なぜなら、ORTの世界観に近い形で英単語に触れられるからです。
ORTをすでに読んでいる子どもなら、知らない単語でも抵抗感が少なくなります。
Kids Martの商品一覧でも、ORT: My Oxford Reading Tree Dictionaryが子ども向け絵辞典として販売されています。
この本が向いているのは、次のような家庭です。
- ORTを読んでいる
- 英語絵本と辞典をつなげたい
- 物語の中の単語を確認したい
- 読み聞かせ後に軽く復習したい
使い方としては、ORTを読んだあとに関連する単語を探すのがおすすめです。
たとえば、絵本で“house”や“dog”が出てきたら、辞典で同じ単語を探します。
すると、子どもは「絵本の英語」と「辞典の英語」がつながります。
これは、単語だけをバラバラに覚えるより効率的です。
おすすめ④ English for Everyone Junior English Dictionary
少し大きい子どもには、English for Everyone Junior English Dictionaryがおすすめです。
なぜなら、イラストがわかりやすく、辞典としても使いやすいからです。
Kids Martでは、English for Everyoneシリーズの子ども向け絵辞典として紹介されており、シンプルで分かりやすいイラストが特徴とされています。
この本が向いているのは、次のような家庭です。
- 小学生以上の子ども
- 絵だけでなく説明も読みたい
- 長く使える辞典がほしい
- 親子学習から自学へ移したい
幼児には少し情報量が多い場合があります。
そのため、最初から全部読ませる必要はありません。
使い方は、子どもが知りたい単語を調べる形がおすすめです。
たとえば、
- 「サメって英語で何?」
- 「宇宙って英語で何?」
- 「料理の道具は英語で何?」
このように、子どもの興味から調べると続きやすいです。
おすすめ⑤ Oxford Children’s Colour Dictionary
英語の文字にも少しずつ慣れさせたいなら、Oxford Children’s Colour Dictionaryも候補になります。
なぜなら、絵でイメージしながら、辞典として単語を確認しやすいからです。
Kids Martでは、小学生向け絵辞典のカテゴリ内でOxford Children’s Colour Dictionaryが販売されています。
この本が向いているのは、次のような家庭です。
- 英単語を読む練習もしたい
- 小学生の家庭学習に使いたい
- 絵だけでなく辞書らしさもほしい
- フォニックス後の語彙確認に使いたい
幼児の最初の1冊というより、小学生以降に向いています。
たとえば、英語絵本を読んでいて知らない単語が出てきたときに、親子で調べる使い方ができます。
「わからない単語は調べればいい」と知ることは、英語学習ではかなり大切です。
単語を覚えるだけでなく、学び方そのものを身につけられます。
ピクチャーディクショナリーの効果的な使い方
ピクチャーディクショナリーは、1日5分だけ使うのが一番続きやすいです。
なぜなら、長時間やろうとすると、親も子どもも負担になるからです。
おすすめの使い方は、次の流れです。
手順①:ページを1つだけ選ぶ
手順②:親が3〜5語だけ読む
手順③:子どもに絵を指差してもらう
手順④:実物が家にあれば見つける
手順⑤:最後に音声を1回流す
たとえば、食べ物のページなら、banana、apple、milkだけで十分です。
そのあと、冷蔵庫や食卓で実物を見せながら、“banana!”と言うだけでも効果があります。
大切なのは、1回で覚えさせようとしないことです。
子どもは何度も見て、聞いて、使うことで自然に覚えます。
つまり、ピクチャーディクショナリーは「短く・軽く・何度も」が正解です。
やってはいけない使い方
ピクチャーディクショナリーでやってはいけないのは、暗記テストのように使うことです。
なぜなら、子どもが英語を「楽しいもの」ではなく「試されるもの」と感じやすいからです。
特に避けたい使い方は、次の3つです。
- 1ページ全部覚えさせる
- 発音ミスを何度も直す
- 正解できないと叱る
- 毎日長時間やらせる
- 親が焦って先に進める
たとえば、子どもが“cat”を言えなかったとしても、すぐに問題にする必要はありません。
親が笑顔で“catだね”と言って終わればOKです。
英語は一度で覚えるものではありません。
何度も同じ単語に出会うことで、少しずつ定着します。
ピクチャーディクショナリーの目的は、単語テストで満点を取ることではありません。
英語に触れる時間を、親子で楽しく増やすことです。
迷ったらどれを選べばいい?
迷ったら、最初はOxford Children’s Picture Dictionary for Learners of Englishか、Longman Children’s Picture Dictionaryを選べばOKです。
この2冊は初心者家庭でも使いやすく、日常単語を広くカバーしやすいからです。
選び方を簡単に分けると、次の通りです。
- 初めての1冊:Oxford Children’s Picture Dictionary
- 歌や音で覚えたい:Longman Children’s Picture Dictionary
- ORTを使っている:ORT: My Oxford Reading Tree Dictionary
- 小学生以上:English for Everyone Junior English Dictionary
- 辞書らしく使いたい:Oxford Children’s Colour Dictionary
最初から何冊も買う必要はありません。
まずは1冊だけ選び、1日5分使ってみましょう。
子どもがよく見るページ、反応する単語、好きな絵がわかってきたら、次の教材を足せば十分です。
教材選びで失敗しないコツは、「完璧な1冊」を探すことではありません。
子どもが開きたくなる1冊を選ぶことです。
まとめ:ピクチャーディクショナリーはおうち英語の最初の1冊におすすめ
ピクチャーディクショナリーは、おうち英語を始める家庭におすすめの教材です。
なぜなら、絵を見ながら英単語に触れられるため、親も子どもも負担が少ないからです。
特に初心者家庭では、次のように使うと続きやすくなります。
- 1日5分だけ使う
- 1回に3〜5語でOK
- 暗記させない
- 音声を活用する
- 実物や生活と結びつける
- 子どもが好きなページから始める
英語学習で大切なのは、最初から完璧に覚えることではありません。
子どもが「英語ってなんか楽しい」と感じることです。
ピクチャーディクショナリーは、その入口としてとても使いやすい教材です。
まずは1冊選び、親子でページを開くところから始めてみてください。




コメント