英語の勉強で挫折しそうな人は、まず「やる気」ではなく「やり方」を変えましょう。
英語学習でつまずく人の多くは、能力がないのではなく、続かない方法を選んでいるだけ。
例えば、いきなり英単語帳を1日100個覚えようとしたり、難しい英文法書を最初から読もうとしたりすると、ほとんどの人は途中で嫌になります。
英語は、短期間で一気に伸ばすよりも、少ない負担で続ける方が成果につながりやすいです。
この記事では、英語の勉強で挫折しそうな人に向けて、今日からできる立て直し方を3つ紹介します。
具体的には、以下の3つです。
- 勉強量を減らして再スタートする
- 目的を「英語ができる」から具体化する
- 教材を1つに絞る
順番に解説します。
英語の勉強で挫折しそうなら、まず勉強量を減らしましょう
結論から言うと、英語の勉強で挫折しそうな時は、勉強量を増やしてはいけません。
なぜなら、挫折しそうな状態は、すでに心の負担が大きくなっている状態だからです。
そこでさらに、
- 単語をもっと覚える
- 文法をもっとやる
- リスニングも追加する
- 毎日1時間勉強する
という形にすると、ますます苦しくなります。
例えば、運動不足の人がいきなり毎日10キロ走ろうとしたら、続かない可能性が高いですよね。

いきなり走ろうとしたらこんなふうになっちゃいます(-_-;)
英語も同じです。
まずは、勉強量を極端に小さくしましょう。
おすすめは、1日5分です。
「たった5分で意味があるの?」と思うかもしれません。
しかし、最初に大事なのは、英語力を一気に伸ばすことではありません。英語から完全に離れないことです。
手順①:1日5分だけ英語に触れる
まずは、1日5分だけ英語に触れましょう。
なぜなら、5分なら忙しい日でも続けやすいからです。
具体的には、以下のどれか1つでOKです。
- 英単語を5個だけ見る
- 英語の音声を5分だけ聞く
- 短い英文を1つだけ読む
- 英語アプリを1レッスンだけやる
- 昨日覚えた単語を見直す
ポイントは、「少なすぎる」と感じるくらいにすることです。
例えば、「今日は疲れているから単語を3個だけ見る」でも構いません。
英語学習で一番避けたいのは、ゼロの日が続くことです。
1日5分でも、英語に触れていれば流れは切れません。
逆に、完璧にやろうとして3日で止まるより、5分だけでも30日続ける方が立て直しやすいです。
まずは、英語を「頑張るもの」から「少しだけ触れるもの」に変えましょう。
手順②:目的を「英語ができるようになりたい」から具体化する
次に、英語を勉強する目的を具体化しましょう。
なぜなら、「英語ができるようになりたい」という目標は、広すぎて何をすればいいかわからなくなるからです。
例えば、英語ができると言っても、目的は人によって違います。
- TOEICの点数を上げたい
- 英語の絵本を子どもに読んであげたい
- 海外旅行で困らないようにしたい
- 英語の動画を字幕なしで見たい
- 仕事で英語メールを読めるようにしたい
このように、目的によって勉強内容は変わります。
TOEICを上げたい人が、いきなり英会話フレーズばかり覚えても効率はよくありません。
逆に、子どもに英語絵本を読んであげたい人が、難しいビジネス英単語ばかり覚えても遠回りです。
まずは、「自分は何のために英語を勉強しているのか」を1つに絞りましょう。
目的が決まると、やらないことも決まります。
これだけで、英語学習の負担はかなり軽くなります。
目的別にやることを決めましょう
目的が決まったら、次はやることを絞りましょう。
なぜなら、英語学習で挫折する人ほど、あれもこれも同時にやろうとするからです。
例えば、目的別に考えると、以下のようになります。
TOEICを上げたい場合
やることは、まず単語とリスニングです。
- TOEIC用の単語帳を1冊選ぶ
- 毎日少しずつ音声を聞く
- Part1・Part2など短い問題から始める
最初から長文問題ばかりやる必要はありません。
英語絵本を読めるようになりたい場合
やることは、簡単な単語と音読です。
- 短い絵本を1冊選ぶ
- 同じ本を何度も読む
- 発音は完璧を目指さない
子ども向けの英語は、簡単そうに見えて意外と奥が深いです。だからこそ、まずは1冊を繰り返す方が効果的です。
英会話をしたい場合
やることは、短いフレーズを口に出すことです。
- 自己紹介を言えるようにする
- よく使う表現を10個覚える
- 1人で声に出して練習する
最初から自由に話そうとしなくて大丈夫です。

まずは、使う場面が多い表現だけ覚えましょう。
手順③:教材を1つに絞る
英語で挫折しそうな人は、教材を1つに絞りましょう。
なぜなら、教材が多すぎると、勉強する前に迷ってしまうからです。
例えば、本棚やスマホの中に、
- 単語帳
- 文法書
- 英会話アプリ
- YouTube動画
- リスニング教材
- TOEIC問題集
が並んでいるとします。
一見すると、勉強熱心に見えます。
しかし、初心者ほど「今日は何をやればいいんだろう」と迷いやすくなります。
その結果、教材を開く前に疲れてしまいます。
最初は、教材を1つだけ選びましょう。
おすすめは、「今の自分にとって簡単すぎる」と感じる教材です。
なぜなら、簡単な教材の方が続きやすいからです。
難しい教材を選ぶと、1ページ進めるだけで疲れます。
一方で、簡単な教材なら「これならできる」と感じやすくなります。
英語学習を立て直す時期は、背伸びしないことが大事です。
教材を選ぶ時の基準
教材を選ぶ時は、次の3つを基準にしましょう。
- 文字が多すぎない
- 解説がわかりやすい
- 1回分の勉強量が少ない
なぜなら、挫折しそうな時に必要なのは、気合いではなく「続けやすさ」だからです。
例えば、文法をやり直したいなら、分厚い参考書よりも中学英語の薄い本の方が向いています。
英単語を覚えたいなら、難関大学向けの単語帳よりも、基本単語に絞ったものの方がよいです。
リスニングをしたいなら、長いニュース英語よりも、短い会話文の方が始めやすいです。
教材選びで大切なのは、見栄を張らないことです。
「これくらい簡単でいいのかな?」と思うくらいで大丈夫です。
むしろ、簡単な教材を何度も繰り返す方が、英語の土台は固まりやすいです。
まずは1冊、1アプリ、1教材だけに絞りましょう。
英語の勉強でやってはいけないNG行動
英語で挫折しそうな時に、やってはいけない行動もあります。
「自分を追い込みすぎること」は避けましょう。
なぜなら、英語学習は短距離走ではなく、長く続けるものだからです。
特に、以下の行動は注意が必要です。
- いきなり毎日1時間やろうとする
- 完璧に覚えるまで次に進まない
- 教材を何冊も買う
- できない自分を責める
- SNSで他人の成果と比べる
例えば、SNSを見ると「3か月で英語がペラペラ」「TOEIC900点達成」といった投稿が目に入ります。
それを見ると、自分だけ遅れているように感じるかもしれません。
しかし、他人の成果と自分の現在地を比べても、英語力は伸びません。
大事なのは、昨日の自分より少しだけ進むことです。
1日5分でも、単語1個でも、前に進んでいれば十分です。
挫折しそうな時は「復習中心」に切り替えましょう
英語の勉強がつらい時は、新しいことを増やすより復習を中心にしましょう。
なぜなら、新しい内容ばかり入れると、頭が疲れやすいからです。
例えば、単語を覚える時も、新しい単語を毎日50個増やすより、過去に見た単語を10個見直す方が楽です。
文法も同じです。
新しい単元に進むのが重い時は、すでに習った内容を読み返すだけで構いません。
復習には、次のようなメリットがあります。
- 負担が少ない
- 「わかる感覚」が戻る
- 自信を取り戻しやすい
- 勉強の流れを切らずに済む
英語で挫折しそうな時は、前に進む力が弱くなっています。
その時に無理やり新しいことを入れると、さらに苦しくなります。
まずは、できることを確認しましょう。
「前より少しわかる」と感じられると、英語学習を再開しやすくなります。
今日からできる立て直し方3選
ここまでの内容を、今日からできる形にまとめます。
英語の勉強で挫折しそうな人は、以下の3つだけやってください。
立て直し方①:1日5分だけやる
まずは、勉強時間を5分にしましょう。
長くやる必要はありません。
大事なのは、英語から離れないことです。
立て直し方②:目的を1つに絞る
次に、英語を学ぶ目的を1つに決めましょう。
例えば、
- TOEICを上げたい
- 英語絵本を読みたい
- 旅行英会話を覚えたい
という形です。
目的が決まれば、やるべきことも絞れます。
立て直し方③:教材を1つに絞る
最後に、教材を1つだけ選びましょう。
あれこれ手を出すと迷います。
まずは、簡単で続けやすい教材を1つだけ使いましょう。
この3つをやるだけで、英語学習はかなり立て直しやすくなります。
まとめ:英語で挫折しそうな時は、小さく戻ればOKです
英語の勉強で挫折しそうな時は、無理に頑張る必要はありません。
勉強を小さくして立て直すことで、続けられる仕組みを構築することが重要です。
今日からやることは、次の3つ。
- 1日5分だけ英語に触れる
- 英語を学ぶ目的を1つに絞る
- 教材を1つに絞る
英語学習は、止まってもやり直せます。
1週間休んでも、1か月空いても、また5分から始めれば大丈夫です。
大切なのは、「自分はダメだ」と決めつけないことです。
英語が続かないのは、あなたの能力が低いからではありません。
今のやり方が、今の生活や気力に合っていないだけです。
まずは、今日5分だけ英語に触れてみましょう。
そこからまた、英語学習を立て直していけばOKです。


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