公文英語で後悔する人は「目的がズレている」ことが多いです
結論から言うと、公文英語そのものが悪いわけではありません。
ただし、目的を間違えて始めると「思っていたのと違った」と後悔しやすいです。
公文英語は主に、
・英語を毎日学ぶ習慣をつける
・英文を読む力を伸ばす
・音声を聞いて英語に慣れる
・自分のペースで先取り学習する
といった学習に向いているからです。
一方で、すぐに英会話がペラペラになることを期待すると、ギャップが生まれます。
公文英語では、E-Pencilを使ったリスニングや音読、教材を使った読み書き学習を進めます。
公式サイトでも、公文式英語はE-Pencilを用いた学習や英文読解力の育成を重視していると説明されています。
つまり、公文英語は「英語の土台作り」には向いています。
しかし、「英会話教室の代わり」と考えると後悔しやすいです。
公文英語で後悔しやすい理由①:英会話力がすぐ伸びると思っていた
公文英語でよくある後悔は、「思ったより話せるようにならない」というものです。
なぜなら、公文英語は英会話レッスン中心ではないからです。

英語を聞く、読む、書く、音読する学習はありますが、外国人講師と自由に会話するタイプの学習とは違います。
たとえば、親が期待している成果が、
・外国人と自然に話せる
・英語で質問に答えられる
・発音がネイティブに近くなる
・英検の面接で困らない
というものなら、公文だけでは足りない場合があります。
もちろん、音声を聞いて音読することで、英語への慣れは作れます。
ただし、会話は「相手の質問を聞く」「瞬時に答える」「自分の言葉で話す」練習が必要です。
そのため、英会話力を伸ばしたいなら、公文英語に加えてオンライン英会話や家庭での簡単な英語会話を組み合わせると効果的です。
公文英語で後悔しやすい理由②:宿題が多くて親子で疲れる
公文英語で後悔する2つ目の理由は、宿題の負担です。

公文は毎日コツコツ進める学習と相性が良いです。
しかし、裏を返すと、家庭での継続が必要になります。
特に小さい子の場合、子どもだけで毎日進めるのは難しいです。
親が声をかけたり、音読を聞いたり、プリントを確認したりする必要があります。
負担になりやすいのは、次のような家庭です。
・すでに習い事が多い
・学校の宿題だけで手一杯
・親が忙しくて丸つけや声かけができない
・子どもが机に向かう習慣をまだ持っていない
この状態で始めると、「英語のために始めたのに、毎日怒ってばかり」となりやすいです。
対策はシンプルです。
最初から完璧にやろうとしないことです。
手順①:1日の学習時間を10分前後に決める
手順②:できた日をカレンダーに記録する
手順③:音読は親が全部聞かず、週に数回だけ確認する
手順④:負担が大きい時は先生に教材量を相談する
公文英語は継続してこそ効果が出ます。
だからこそ、無理なく続く量に調整することが大切です。
公文英語で後悔しやすい理由③:月謝に対して効果が見えにくい
公文英語は、成果がすぐに見えにくい学習です。
そのため、「月謝を払っているのに本当に伸びているの?」と不安になることがあります。
なぜなら、英語の力は短期間で目に見える形になりにくいからです。
特に幼児や小学生の場合、最初は英語を聞く、まねする、読む、書くといった基礎が中心です。
たとえば、数か月続けても、
・英語で会話できるわけではない
・テストの点数に直結しない
・家庭で成果を確認しにくい
・子ども本人も成長を実感しにくい
ということがあります。
ただし、これは公文英語に限った話ではありません。
英語学習は、最初の土台作りに時間がかかります。
効果を確認したい場合は、次のように見るのがおすすめです。
・前より音読を嫌がらなくなったか
・英単語を見て読もうとするか
・英語の音への抵抗感が減ったか
・毎日学習する習慣がついたか
・以前より教材をスムーズに進められるか
英語力は、いきなり「話せる」形で出るとは限りません。
まずは、英語に向かう姿勢や読む力の変化を見ることが大切です。
公文英語で後悔しやすい理由④:子どもに合わないのに続けてしまう
公文英語は、合う子にはとても合います。
しかし、すべての子に合うわけではありません。
公文は自学自習型の要素が強い教材。
同じ形式の教材を少しずつ進めるため、コツコツ型の子には向いています。
一方で、次のような子は合わない場合があります。
・同じ作業の繰り返しが苦手
・人と話しながら学ぶ方が好き
・ゲーム性や変化がないと飽きやすい
・親に言われると反発しやすい
・机上学習より体験型の学びが好き
この場合、無理に続けると英語そのものを嫌いになる可能性があります。
大切なのは、「公文を続けること」ではありません。
子どもの英語力を伸ばすことです。
そのため、子どもが強く嫌がる場合は、いったん立ち止まってください。
英語アプリ、英語絵本、オンライン英会話、英語アニメなど、別の方法の方が合うこともあります。
公文英語は選択肢の1つです。
合わないなら、別の学び方に切り替えても失敗ではありません。
公文英語で後悔しないためのチェックポイント
公文英語で後悔しないためには、始める前に目的をはっきりさせることが大切です。
特に確認したいのは、次の5つです。
・英会話ではなく、英語の土台作りが目的か
・毎日少しずつ宿題をする時間があるか
・親が最低限の声かけをできるか
・子どもがプリント学習を極端に嫌がらないか
・短期間で結果を求めすぎていないか
この5つに多く当てはまるなら、公文英語は向いている可能性があります。
逆に、
・すぐ英語を話せるようになってほしい
・楽しいイベント型の英語学習を求めている
・宿題を増やしたくない
・親がサポートする時間を取れない
という場合は、別の英語学習も検討した方がよいです。
手順としては、次の流れがおすすめです。
手順①:英語学習の目的を決める
手順②:公文で伸ばせる力を確認する
手順③:体験学習で子どもの反応を見る
手順④:3か月だけ試して継続判断する
手順⑤:合わなければ他の方法に切り替える
最初から長期契約のつもりで考えなくて大丈夫です。
まずは「わが子に合うか」を見ることが大切です。
公文英語が向いている子・向いていない子
公文英語が向いているのは、コツコツ積み上げる学習ができる子です。
具体的には、次のような子です。
・毎日少しずつ勉強する習慣をつけたい子
・英語を読む力を伸ばしたい子
・先取り学習をしたい子
・音声を聞いてまねするのが苦にならない子
・英検などに向けて基礎力を作りたい子
一方で、向いていない可能性があるのは、会話中心で楽しく学びたい子です。
たとえば、
・英語で遊びたい
・外国人の先生と話したい
・歌やゲームで学びたい
・プリント学習が苦手
・宿題が増えると強く嫌がる
という子は、英会話教室やオンライン英会話、英語アプリの方が合う場合があります。
大切なのは、子どもの性格と学習目的を合わせることです。
「有名だから」「友達がやっているから」だけで始めると、後悔しやすくなります。
逆に、目的と相性が合えば、公文英語は英語学習の土台作りに役立ちます。
まとめ:公文英語で後悔しないコツは、期待値を間違えないこと
公文英語で後悔しないために大切なのは、期待値を間違えないことです。
公文英語は、英語を毎日学ぶ習慣や、英文を読む力を伸ばす学習に向いています。
E-Pencilを使った音声学習もあり、英語の音に触れる機会も作れます。
しかし、英会話だけを目的にすると、物足りなさを感じることがあります。
最後に、後悔しないためのポイントをまとめます。
・英会話目的なら、公文だけに頼らない
・宿題量は家庭に合わせて調整する
・短期間で結果を求めすぎない
・子どもに合わない場合は無理に続けない
・3か月ごとに効果と負担を見直す
公文英語は、合う子には大きな力になります。
ただし、万能な英語学習ではありません。
「何のために始めるのか」をはっきりさせてから選ぶことで、公文英語を後悔の少ない学習にできます。


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