「小6の子どもに英語を自学させたいけど、親は何をすればいいの?」
このように悩む親御さんは多いです。
結論から言うと、親がやるべきことは「英語を教えること」ではありません。
子どもが自分で勉強しやすい環境を作ることです。
小6の英語はまだ難しすぎる内容ではありません。
しかし、子どもだけで続けるには、次のような壁があります。
- 何から始めればいいかわからない
- 毎日続かない
- 間違えるとやる気が下がる
- 親に怒られると英語が嫌いになる
つまり、親の役割は「先生」ではなく「伴走者」です。
この記事では、小6の英語を自学する子どもに親が行う方法を3つ紹介します。
- 方法①:勉強する内容を絞る
- 方法②:毎日の学習時間を短く固定する
- 方法③:親は丸つけよりも声かけを重視する
この3つを行えば、親の負担を増やしすぎずに、子どもの英語学習を続けやすくできます。
小6の英語自学で親が最初に知るべきこと
小6の英語自学で大切なのは「完璧に理解すること」ではありません。
まずは、英語に毎日ふれることです。
小学生の段階で英語を嫌いになると、中学英語に入った時にかなり苦しくなります。

小6で意識したいのは、次のような基礎です。
- アルファベットを読める
- 簡単な英単語を見て意味がわかる
- 短い英文を音読できる
- 「英語は怖くない」と思える
反対に、いきなり難しい文法を詰め込む必要はありません。
例えば、親が「三単現のsは?」「be動詞と一般動詞の違いは?」と細かく説明しすぎると、子どもは混乱しやすいです。
まずは、英語を勉強する習慣を作る。
そのうえで、少しずつ読める単語や文を増やす。
これくらいの考え方で十分です。
方法①:勉強する内容を絞る
小6の英語自学では、教材を増やしすぎないことが大切。
使う教材は、できれば1冊か2冊に絞りましょう。
教材が多いと子どもは迷うか、量の多さにやる気をなくします。
例えば、机の上に次のようなものが並んでいるとします。
- 英単語帳
- 英文法ドリル
- 英会話アプリ
- YouTube動画
- 学校の教科書
- 市販の問題集
一見すると、たくさん勉強できそうです。
しかし、子どもからすると「今日は何をやればいいの?」となります。
自学で大事なのは、選択肢を減らすことです。
おすすめは、次の2つだけにすることです。
- 学校の教科書
- 小学生向けの薄い英語ドリル1冊
これだけで問題ありません。
特に初心者の場合、分厚い問題集は必要ありません。
ページ数が多いだけで、子どもは「終わらない」と感じてしまいます。
まずは、薄いドリルを1冊終わらせる。
その方が達成感を得やすく、次の学習にもつながります。
教材選びの手順
教材を選ぶ時は、難しいものを選ぶ必要はありません。
子どもが「これならできそう」と思えるものを選ぶことが大切です。

手順は次の通りです。
手順①:学校の英語教科書を確認する
まずは、学校でどんな単語や表現を習っているか確認します。
家庭学習は、学校の内容に合わせる方が効率的です。
手順②:同じレベルのドリルを1冊選ぶ
「小6英語」「小学生英語」と書かれた薄めのドリルを選びます。
目安は、子どもが1ページを10分以内で終えられるレベルです。
手順③:最初から順番に進める
あれこれ飛ばさず、最初から順番に進めます。
進み方が単純だと、子どもが自分で取り組みやすくなります。
手順④:1冊終わるまで追加しない
途中で別の教材を買わないことも大切です。
親が不安になって教材を増やすと、子どもの負担も増えます。
教材選びで大切なのは、量よりも続けやすさです。
方法②:毎日の学習時間を短く固定する
結論から言うと、小6の英語自学は、1日10分から15分で十分です。
大切なのは、長時間やることではなく、短時間でも毎日続けることです。
なぜなら、英語は一度にまとめて覚えるより、何度もふれる方が定着しやすいからです。
例えば、週に1回だけ60分勉強するよりも、毎日10分勉強する方が続けやすいです。
子どもにとって、長時間の勉強は負担になります。
特に英語が得意ではない子の場合、30分でも長く感じます。
おすすめの時間は、次のようなタイミングです。
- 朝ごはんの前に10分
- 学校から帰ってすぐ10分
- 夕食前に10分
- お風呂の前に10分
ポイントは、「時間」ではなく「タイミング」で固定することです。
例えば、「毎日17時に英語」と決めるよりも、「宿題が終わったら英語10分」と決めた方が続けやすいです。
生活の流れに英語をくっつける。
これが、親の負担を減らしながら続けるコツです。
1日の英語自学メニューの作り方
結論から言うと、1日の英語メニューはシンプルで大丈夫です。
小6なら、読む・書く・聞くを少しずつ入れれば十分です。
おすすめは、次の流れです。
手順①:英単語を3つ読む
まずは、その日に出てくる英単語を3つだけ読みます。
多くても5つまでで十分です。
手順②:短い英文を音読する
次に、教科書やドリルの英文を声に出して読みます。
発音が完璧でなくても問題ありません。
手順③:ドリルを1ページ解く
最後に、ドリルを1ページだけ進めます。
1ページが多い場合は、半ページでも大丈夫です。
この流れなら、10分から15分で終わります。
大切なのは、「今日もできた」と思わせることです。
例えば、子どもが疲れている日は、音読だけでもかまいません。
毎日完璧にやるよりも、途切れさせないことを優先しましょう。
英語学習は、歯みがきのように生活に入れるのが理想です。
気合いで頑張るより、仕組みで続ける方が楽です。
方法③:親は丸つけよりも声かけを重視する
親は英語を細かく教えなくても大丈夫。
むしろ、子どもが続けたくなる声かけをする方が大切です。
親が先生役になりすぎると、子どもは英語を「怒られる時間」と感じやすいからです。
例えば、子どもが英単語を間違えた時に、
「なんでこれが読めないの?」
「昨日もやったでしょ?」
「ちゃんと覚えなさい」
と言ってしまうと、子どもはやる気を失います。
もちろん、親として言いたくなる気持ちは自然です。
しかし、自学を続けるためには、正しさよりも継続が重要です。
おすすめの声かけは、次のようなものです。
- 「今日は10分できたね」
- 「昨日よりスムーズに読めたね」
- 「この単語、前より覚えてるね」
- 「間違えても大丈夫。もう一回見ればいいよ」
親が見るべきなのは、点数だけではありません。
昨日より少しでも前に進んだかです。
英語が得意な子に育てるより、英語を嫌いにしない。
これが小6の家庭学習では大切です。
親がやってはいけないNG対応
英語の自学で親がやってはいけないのは、子どもを追い込みすぎること。
特に、次のような対応は避けましょう。
- 他の子と比べる
- 間違いを強く責める
- いきなり中学レベルを先取りさせる
- 教材を次々に買う
- 毎日長時間やらせる
なぜなら、これらは子どものやる気を削りやすいからです。
例えば、「同級生の〇〇ちゃんは英検を受けているよ」と言われると、子どもは焦ります。
焦りが良い方向に働く子もいます。
しかし、多くの場合は「自分はできない」と感じやすくなります。
また、親が教材を増やしすぎるのも危険です。
親は「良さそう」と思って買いますが、子どもから見ると宿題が増えただけです。
英語自学で大切なのは、少なく始めることです。
少なく始めて、続いたら少し増やす。
この順番を守るだけで、失敗しにくくなります。
英語が苦手な親でもできるサポート
親が英語を苦手でも、子どもの自学サポートはできます。
親がやることは、英語を教えることではなく、学習の流れを整えることだからです。
具体的には、次の3つを行えば十分です。
- 勉強する時間を決める
- 教材を増やしすぎない
- できたことを認める
例えば、発音に自信がない場合は、音声つき教材や学校のデジタル教材を使えば問題ありません。
親が無理に発音を教える必要はありません。
また、文法説明が苦手なら、答えを一緒に確認するだけでも大丈夫です。
「なぜこうなるの?」と聞かれて答えられない時は、次のように言えば十分です。
「今は答えを見て確認しよう」
「学校で先生に聞いてみよう」
「次に同じ形が出てきたら、また見てみよう」
親が完璧な先生になる必要はありません。
子どもが安心して学べる空気を作ることが、一番のサポートです。
小6の英語自学を続けるコツ
英語の自学を続けるコツは、成果を見える形にすることです。
子どもは「できるようになっている」と感じると、続けやすくなります。
おすすめは、学習記録をつけることです。
例えば、カレンダーにシールを貼るだけでも効果があります。
- 英語を10分やったらシールを貼る
- 音読できたら丸をつける
- ドリル1ページ終わったら日付を書く
- 1週間続いたら親がほめる
これだけで、子どもは自分の努力を目で見られます。
ポイントは、点数ではなく継続を記録することです。
「何問正解したか」だけを見ると、間違えた日に落ち込みます。
しかし、「今日も英語にふれた」と記録すれば、毎日が成功になります。
小6の段階では、英語を生活の一部にすることが大切です。
そのためには、親が管理しすぎるより、子どもが自分で進めたくなる仕組みを作りましょう。
まとめ:親は英語を教えるより、続く仕組みを作ろう
小6の英語を自学する子どもに親が行う方法は、次の3つです。
- 方法①:勉強する内容を絞る
- 方法②:毎日の学習時間を短く固定する
- 方法③:親は丸つけよりも声かけを重視する
親が英語を完璧に教える必要はありません。
大切なのは、子どもが無理なく続けられる環境を作ることです。
なぜなら、英語は短期間で一気に伸ばすより、毎日少しずつ続ける方が身につきやすいからです。
特に小6は、中学英語に入る前の大事な時期です。
ここで英語に苦手意識を持たせないことが、後の学習に大きく影響します。
まずは、次のように始めてみてください。
手順①:教材を1冊に絞る
手順②:1日10分だけ取り組む
手順③:できたことを親が認める
手順④:1週間続いたら少しだけ振り返る
これだけで十分です。
英語自学は、親が頑張りすぎると続きません。
子どもも親も疲れない形にすることが大切です。
少ない労力で成果を出すなら、やることを増やすより、続く仕組みを作りましょう。
その方が、小6の子どもにとっても、親にとっても楽な英語学習になります。


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