シャドテンとスピフルで迷っているなら、結論から言うと「聞き取れない人」はシャドテン、「英語が口から出てこない人」はスピフルを選ぶのがおすすめ。
2つのサービスは同じ英語学習アプリでも、鍛える力が違います。
具体的には、以下のように分けるとわかりやすいです。
- シャドテン:リスニング力を鍛える
- スピフル:スピーキング力を鍛える
つまり、「英語を聞く力」を伸ばしたいのか、「英語を話す力」を伸ばしたいのかで選べば、大きく失敗しにくいです。
この記事では、シャドテンとスピフルの違い、向いている人、効率よく使う順番まで、初心者にもわかりやすく解説します。
シャドテンとスピフルの違いは「聞く」と「話す」です
シャドテンとスピフルの一番大きな違いは、鍛える英語力の内容。
シャドテンは、英語を聞き取る力を鍛える。
一方で、スピフルは、英語を話す力を鍛える。
英語ができないと感じる場面には、次のような違いがあります。
- 相手の英語が速くて聞き取れない
- 聞き取れても返事が出てこない
- 単語は知っているのに文章にできない
- 頭の中で日本語から英語に変換するのが遅い
このうち、聞き取りの問題に向いているのがシャドテンです。話す瞬発力の問題に向いているのがスピフルです。
そのため、まずは自分の弱点をはっきりさせることが大切です。
シャドテンはリスニングを鍛えたい人向けです
シャドテンは、英語のリスニングを本気で伸ばしたい人に向いています。
なぜなら、シャドテンではシャドーイングを使って、英語の音の変化に慣れていくからです。
英語は、文字の通りに発音されないことが多いです。単語同士がつながったり、音が消えたり、弱く発音されたりします。
たとえば、次のような悩みがある人はシャドテン向きです。
- ネイティブの英語が速すぎて聞き取れない
- TOEICのリスニングで音が流れていく
- 字幕を見るとわかるのに、音だけだとわからない
- 発音や音声変化が苦手
- 英語会議で相手の発言を聞き逃す
シャドテンは、聞こえた英語を少し遅れてまねする練習をします。
さらに、提出した音声に対して添削を受けられます。

独学だと、自分がどの音を聞き取れていないかに気づきにくいです。だからこそ、添削がある点は大きなメリットです。
スピフルはスピーキングを鍛えたい人向けです
スピフルは、英語を話す力を伸ばしたい人に向いています。
スピフルは「口頭英作文」と「独り言英会話」で、英語を作る力を鍛えるからです。
英語を話せない原因は、単語を知らないことだけではありません。知っている単語でも、会話中にすぐ出てこないことがあります。
たとえば、次のような人はスピフル向きです。
- 簡単な英語でも口から出てこない
- 頭の中で日本語を英語に直すのに時間がかかる
- 英会話で沈黙が増えてしまう
- 自分の意見を英語で言うのが苦手
- 文法はわかるのに会話で使えない
スピフルでは、日本語を見てすぐ英語にする練習をします。さらに、自分の考えを英語で話す練習もできます。
つまり、英語を「知っている状態」から「使える状態」に近づけるためのアプリです。
迷ったら今の悩みで選べばOKです
どちらを選ぶか迷ったら、今一番困っている場面で選べばOKです。
学習は弱点と教材がズレると、効果を感じにくいもの。
選び方はシンプルです。
- 英語が聞き取れない:シャドテン
- 英語が口から出てこない:スピフル
- 会議で相手の発言がわからない:シャドテン
- 会議で自分の意見を言えない:スピフル
- 発音や音の変化が苦手:シャドテン
- 瞬発力や表現力が足りない:スピフル
たとえば、英語会議で「相手が何を言ったかわからない」なら、まずはシャドテンです。
一方で、相手の言っていることは何となくわかるのに、自分の返答が出てこないならスピフルです。
大切なのは、何となく有名だから選ぶことではありません。今の自分に足りない力から逆算して選ぶことです。
英語初心者はどちらから始めるべき?
英語初心者なら、基本的にはシャドテンから始めるのがおすすめでしょう。
私がそう考える理由は、相手の英語が聞き取れないと、会話そのものが成り立ちにくいからですね。
英会話では、話す力も大切です。ただし、相手の言っていることがわからない状態では、返事を考える前に止まってしまいます。
初心者が効率よく進めるなら、次の流れがおすすめです。
手順①:まずはシャドテンで音に慣れる
手順②:聞き取れる英語を少しずつ増やす
手順③:スピフルで返答力を鍛える
手順④:オンライン英会話などで実戦練習する
この順番にすると、英語の土台を作りやすいです。
ただし、すでにリスニングがある程度できる人は、スピフルから始めても問題ありません。自分の弱点に合わせて選びましょう。
忙しい社会人なら「毎日30分」を基準に考える
忙しい社会人なら、シャドテンもスピフルも「毎日30分できるか」で考えるのがおすすめです。
なぜなら、英語学習は長時間よりも継続のほうが大切だからです。

仕事が忙しい人が、いきなり1日2時間の英語学習を始めても続きにくいです。
最初は気合いでできても、残業や疲れで崩れます。
そのため、まずは次のように考えましょう。
- 朝の通勤中に聞く
- 帰宅後に15分だけ練習する
- 風呂の前に1セットだけやる
- 休日にまとめてやろうとしない
- 毎日同じ時間に固定する
特におすすめなのは、「英語をやる時間を決めてしまうこと」です。

たとえば、帰宅後すぐにスマホで10分だけ始める。これだけでも、学習のハードルは下がります。
完璧を目指すより、まずは途切れさせないことが大切です。
シャドテンとスピフルを併用するのはあり?
結論、予算と時間に余裕があるなら、併用はありです。
なぜなら、シャドテンとスピフルは鍛える場所が違うため、役割がかぶりにくいからです。
シャドテンでは、英語の音を聞き取る力を鍛えます。スピフルでは、英語を組み立てて話す力を鍛えます。
つまり、併用すると次のような流れを作れます。
- シャドテンで聞く力を鍛える
- スピフルで話す力を鍛える
- 英会話で実際に使う
- 苦手な部分をまたアプリで補強する
ただし、最初から両方始める必要はありません。
英語学習でよくある失敗は、やることを増やしすぎて続かなくなることです。効率を重視するなら、まずは1つに絞りましょう。
おすすめは、1〜2か月ほど片方を使ってから、必要に応じてもう片方を追加する流れです。
料金だけで選ぶと失敗しやすいです
シャドテンとスピフルを選ぶとき、料金だけで決めるのはおすすめしません。
なぜなら、安くても自分の課題に合っていなければ、成果につながりにくいからです。
たとえば、リスニングが苦手な人が、料金だけを見てスピーキング系のサービスを選んでも、聞き取れない悩みは残ります。
逆に、英語が口から出てこない人が、リスニングばかり鍛えても、会話の瞬発力は伸びにくいです。
選ぶときは、次の順番で考えましょう。
手順①:自分の悩みを1つに絞る
手順②:聞く悩みか、話す悩みかに分ける
手順③:目的に合うサービスを選ぶ
手順④:無料体験や短期利用で続けられるか確認する
英語学習で一番もったいないのは、合わない教材に時間を使うことです。
料金よりも、今の自分の課題に合うかを優先しましょう。
シャドテン・スピフルがおすすめな人まとめ
最後に、シャドテンとスピフルがおすすめな人をまとめます。
シャドテンがおすすめな人は、次のような人です。
- 英語の音が聞き取れない
- リスニングを伸ばしたい
- 発音や音声変化を学びたい
- 添削を受けながら練習したい
- 英語会議の聞き取りに困っている
スピフルがおすすめな人は、次のような人です。
- 英語が口から出てこない
- スピーキングを伸ばしたい
- 瞬間英作文を練習したい
- 自分の意見を英語で言えるようになりたい
- 英会話で沈黙を減らしたい
迷ったら、まずは「聞く」と「話す」のどちらに困っているかを考えてください。
英語が聞き取れないならシャドテン。英語を話せないならスピフル。この基準で選べば、失敗しにくいです。
まとめ:シャドテンは聞く力、スピフルは話す力を鍛えるサービスです
シャドテンとスピフルは、どちらも英語学習に役立つサービスです。
ただし、目的は違います。
- シャドテン:リスニング力を鍛える
- スピフル:スピーキング力を鍛える
そのため、どちらが優れているかではなく、自分の課題に合うかで選ぶことが大切です。
英語が聞き取れないなら、まずはシャドテン。英語が口から出てこないなら、まずはスピフルです。
また、忙しい社会人は、最初から多くの教材に手を出さないほうが続きます。まずは1つに絞り、毎日30分を目安に続けましょう。
英語学習は、正しい順番で取り組めば効率が上がります。
自分の弱点を見極めて、シャドテンかスピフルを選んでみてください。


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